邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第二百六十八話 言霊
8章 復活儀式
「如何しました。我が王よ」
眼前にて尚も平伏する姿勢を保ちながら声を発したスカサハに対し、シグレは溜息をつきながら返答する。
「いい加減その喋り方やめてください。あとわたしはこんな玉座はいりません」
自らが座っている漆黒の玉座を指さしながらシグレがそう言うと、今まで平伏の姿勢を保っていたスカサハが顔を上げ、少しだけ語気を荒らげて反論する。
「ですが、貴方様は我が命をお救いくださった恩人、感謝や敬意の念では足りぬほどの恩があるのにも関わらず、同等の立場として接するのは儀礼としておかしいですし、そもそも今の我が王と私は主従関係の結ばれた眷属と主、であれば眷属のものは全て貴方様のものでありましょう」
「いや、私に王とか出来ませんし、というか影の王国って臣民いないじゃないですか」
「以前はいたのですが……」
スカサハはそこで言葉を濁す。
ルキフグスの討伐後にシグレが周囲を探索すると、黒く侵食されていた状態から元に戻って美しい景色を取り戻した樹海はある所で途切れており、その先には草原や氷原が存在、その全てにおいて人種の生存が確認された。
そういう意味では臣民はいる。が、本当に臣民として樹海内部に住んでいたもの達はルキフグスの祠破壊と同じく信仰を減らすための手段として尽くが壊し尽くされていた。
そのため現在の影の国はある意味領民がほとんど居ないのである。
「まあこの城と周辺の村落などの修繕はしましょう。城下町のようなものの再建もします。ですが、そこの支配者についてはあなたにやってもらいます。これは決定事項です。貴女の発言によって覆ることはありません」
決定事項の所を強調しながらシグレがそう言うと、スカサハは短く返事をして再び跪いた。
「あと、その跪くのもいりませんからね」
「ですが……」
「眷属と言っても絶対的な上下関係がある訳ではありません。そんなものはしなくていいんです」
「いえ、そんなことがあろうはずが
〘立て〙
スカサハが凄まじい速度で立ち上がる。
シグレはなんでもないようにしているが本人は立ち上がろうとも思っていないのに何故自分が立ち上がったのかわかっていない様子である。
「眷属の行き過ぎた忠義は主の機嫌を損なうと知りなさい」
なおも反論しようとするスカサハに対し、シグレが放った言霊、支配の権能は問題なくスカサハに届き、スカサハを立ち上がらせた。
「申し訳ありませんでした」
スカサハは立ったまま深く頭を下げる。
主の機嫌を損ねた自分を殴り倒したい気持ちを胸に秘めつつ、心の底から主へ謝罪した。
そしてシグレは、遠い目でスカサハの後ろにあるテラスからの美しい眺めを見ていた。
なんかもうgdgdだね。
今後言霊使用時には〘 〙を使っていきます
唐突ですがクロシヲはLINEのノベルバ作者コミュニティ「Fictionalizer」に所属することと相成りました!
ちなみにFictionalizerとは雑談したり作家同士でネタを相談するところです
今後たまに同じ「Fictionalizer」所属の作家さんを紹介するかもしれませぬ。
面白い小説ばかりなので読んでみてください。
Fictionalizerに参加したいという方は私のTwitterにリンクが載ってますのでそちらからどうぞ
まず一人目は我らが「Fictionalizer」の面接官こと✣《月夜》【面接官】✣さん。
FGOを最近始めた月夜さんの小説はこちら!
『称号:±0の勇者~これのどこが±0なんだ!!~』
ドドン!!
題名:称号:±0の勇者~これのどこが±0なんだ!!~
作者名:✣《月夜》【面接官】✣
ジャンル:ファンタジー
見どころ:主人公の固有スキルの意外性
です!
クロシヲはこういうの好きなのでいいね及びフォローしてきました。
みなさんぜひ読んでみてください!
いいね4700もありがとうございました!
早くて嬉しいです!
これからも頑張っていきます!
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「如何しました。我が王よ」
眼前にて尚も平伏する姿勢を保ちながら声を発したスカサハに対し、シグレは溜息をつきながら返答する。
「いい加減その喋り方やめてください。あとわたしはこんな玉座はいりません」
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「ですが、貴方様は我が命をお救いくださった恩人、感謝や敬意の念では足りぬほどの恩があるのにも関わらず、同等の立場として接するのは儀礼としておかしいですし、そもそも今の我が王と私は主従関係の結ばれた眷属と主、であれば眷属のものは全て貴方様のものでありましょう」
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「以前はいたのですが……」
スカサハはそこで言葉を濁す。
ルキフグスの討伐後にシグレが周囲を探索すると、黒く侵食されていた状態から元に戻って美しい景色を取り戻した樹海はある所で途切れており、その先には草原や氷原が存在、その全てにおいて人種の生存が確認された。
そういう意味では臣民はいる。が、本当に臣民として樹海内部に住んでいたもの達はルキフグスの祠破壊と同じく信仰を減らすための手段として尽くが壊し尽くされていた。
そのため現在の影の国はある意味領民がほとんど居ないのである。
「まあこの城と周辺の村落などの修繕はしましょう。城下町のようなものの再建もします。ですが、そこの支配者についてはあなたにやってもらいます。これは決定事項です。貴女の発言によって覆ることはありません」
決定事項の所を強調しながらシグレがそう言うと、スカサハは短く返事をして再び跪いた。
「あと、その跪くのもいりませんからね」
「ですが……」
「眷属と言っても絶対的な上下関係がある訳ではありません。そんなものはしなくていいんです」
「いえ、そんなことがあろうはずが
〘立て〙
スカサハが凄まじい速度で立ち上がる。
シグレはなんでもないようにしているが本人は立ち上がろうとも思っていないのに何故自分が立ち上がったのかわかっていない様子である。
「眷属の行き過ぎた忠義は主の機嫌を損なうと知りなさい」
なおも反論しようとするスカサハに対し、シグレが放った言霊、支配の権能は問題なくスカサハに届き、スカサハを立ち上がらせた。
「申し訳ありませんでした」
スカサハは立ったまま深く頭を下げる。
主の機嫌を損ねた自分を殴り倒したい気持ちを胸に秘めつつ、心の底から主へ謝罪した。
そしてシグレは、遠い目でスカサハの後ろにあるテラスからの美しい眺めを見ていた。
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ドドン!!
題名:称号:±0の勇者~これのどこが±0なんだ!!~
作者名:✣《月夜》【面接官】✣
ジャンル:ファンタジー
見どころ:主人公の固有スキルの意外性
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