邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第二百六十六話 終幕:Closing

7章 あゝ神よ


ー理外の存在への変成を確認、編集が完了しましたー
ー変成によりレベル機能が使用不可となりましたー
ー変成によりステータスが閲覧不可になりましたー
ー一部称号及びスキルが消失し、新たな称号及びスキルを獲得しましたー
ー変成により既存スキルが強化されましたー
ー性質の変化により心器が変化しましたー
ー神格の統合を開始…………成功しましたー
ースキル『能神万理ホール・クリエイション』を取得しましたー

「ふぅ……」

更新された様々なスキルの確認が終わり、一息ついたシグレは今も虚ろな目で虚空を見つめながら幻を見続けるルキフグスに近づき、その頭に手を置いた。

ー対象悪魔、個体名『ルキフグス』から肉体の支配権を奪取、人格が再証明されましたー
ー対象生物、擬似神格保持者、個体名『スカサハ』の蘇生に成功しましたー
ー個体名『スカサハ』との間に魔力経路パスを接続、《眷神》の権能により、対象の許諾のもと対象の全権限をスキル保持者に移譲しますー
ー『影の国』の支配権を獲得しましたー
ー固有魔術『我が影の王国よゲート・オブ・スカイ』を取得しましたー
ー対象生物、擬似神格保持者、個体名『クー・フーリン』及びフィオナ騎士団の蘇生は不可能ですー
ー不可能ですー
ー不可能ですー
ー不可能ですー

無機質なアナウンスが幾度もシグレの脳に響く。

死は絶対である。
死の神格を持つからこそ、シグレはその絶対不変のルールに逆らえない。
まあ、仮にこのルールを消滅させたとしてもクー・フーリンたち勇士の肉体は既に消滅しているため蘇生のしようがないのだが。

シグレはゆっくりと立ち上がり、その手に持った赤い破片を土に埋める。
それはある勇者の遺したもの。
砕かれた朱槍の破片。

「あなたの意志を、私は忘れない」

クー・フーリンやフィオナの勇士たちの為に魔法ではなく手ずから作られたその墓に、シグレは少しだけ赤みがかった阿修羅骨刀アスラノシントウの刀身部分を突き立て、その場を後にした。

ここに、拒絶という巨悪は途絶えた。


7章 fin


シグレのステータスやら何やらは正月に『シグレの現在ステータス』という形で投稿します。

というわけで百話を超える7章。皆様のおかげで終えることが出来ました!これからも努力して参りますのでどうぞご愛読の程よろしくお願いします。

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