邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第二百四十二話 最終確認
7章 あゝ神よ
「よし、じゃあ行く前に最終確認だ。
ここを通ったらすぐ向こうに着くんだろ?」
「ええ」
「向こうは基本的に黒く塗りつぶされている。影でな。おそらく師匠がやったんだろう。操られてるにしろ自分でやったにしろ、な」
「あの獣どもは多分だが師匠の力だ。で、地面が影で覆われてんのも師匠の力だ。
あとは分かるな?」
「影から瞬時に奇襲される可能性があると?」
「その通り、しかも影は普通の明かりじゃ消えないときた」
「どうすればいいんです?それ、危なくなったら撤退。って言うのを繰り返される気しかしないんですが……」
「そこら辺はなんとかなる。逃げるにも現れるにも5秒くらいは溜めがいるからな。ついでにいえば転移に近いから転移阻害が効くし、結界みたいにしてやればバケモン本体を妨害じゃないから転移阻害もできる。幸いにして奴らが獲得したのは物理的な壁を作る結界をすり抜ける能力だけらしいからな。だが、これも学習されたら殆ど打つ手がねぇ。使い所は慎重に、基本は逃げに徹するぞ。奴らも透明化すればすぐには俺たちを見つけられねぇ」
「了解です」
「じゃあ最後だ。向こうには絶対に戦ったらダメなやつがいる。クリードとコインヘン、知ってるな?」
「ケルトの強大なる海獣。片割れの頭蓋はゲイ・ボルグの材料になっていますよね」
「その通りだ。奴らもまた黒くなっている。まあクリードやコインヘン本体を使ったのではなく師匠が喧嘩売った時の記憶から複製したもんだろうけどな。だが、力は元々のやつに匹敵する。そいつらは、無差別に森林を歩き回っているから、出会わないようにするのが一番だ。師匠を相手すんのに、あのバカでかい奴らも相手してたら流石に死ぬ」
「地上を歩いているんだったら発見はできるが、問題は影に潜ってきた時だ。
奴が影に潜るには約十分の時間が必要だが、何せ体がでかい、1km近い巨体だからな、しかも向こうじゃ転移が上手く使えねぇから長距離転移で逃げようにもそれが出来ねぇ」
「転移しにくい、とは?」
「その名の通り転移が阻害されてやがる。戦闘に使う短距離転移くらいは問題ないが移動用の長距離転移は不可能だ」
「分かりました。それでは……」
「ああ、行くか」
開かれた門に、二人は揃って入り込んだ。
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あとは分かるな?」
「影から瞬時に奇襲される可能性があると?」
「その通り、しかも影は普通の明かりじゃ消えないときた」
「どうすればいいんです?それ、危なくなったら撤退。って言うのを繰り返される気しかしないんですが……」
「そこら辺はなんとかなる。逃げるにも現れるにも5秒くらいは溜めがいるからな。ついでにいえば転移に近いから転移阻害が効くし、結界みたいにしてやればバケモン本体を妨害じゃないから転移阻害もできる。幸いにして奴らが獲得したのは物理的な壁を作る結界をすり抜ける能力だけらしいからな。だが、これも学習されたら殆ど打つ手がねぇ。使い所は慎重に、基本は逃げに徹するぞ。奴らも透明化すればすぐには俺たちを見つけられねぇ」
「了解です」
「じゃあ最後だ。向こうには絶対に戦ったらダメなやつがいる。クリードとコインヘン、知ってるな?」
「ケルトの強大なる海獣。片割れの頭蓋はゲイ・ボルグの材料になっていますよね」
「その通りだ。奴らもまた黒くなっている。まあクリードやコインヘン本体を使ったのではなく師匠が喧嘩売った時の記憶から複製したもんだろうけどな。だが、力は元々のやつに匹敵する。そいつらは、無差別に森林を歩き回っているから、出会わないようにするのが一番だ。師匠を相手すんのに、あのバカでかい奴らも相手してたら流石に死ぬ」
「地上を歩いているんだったら発見はできるが、問題は影に潜ってきた時だ。
奴が影に潜るには約十分の時間が必要だが、何せ体がでかい、1km近い巨体だからな、しかも向こうじゃ転移が上手く使えねぇから長距離転移で逃げようにもそれが出来ねぇ」
「転移しにくい、とは?」
「その名の通り転移が阻害されてやがる。戦闘に使う短距離転移くらいは問題ないが移動用の長距離転移は不可能だ」
「分かりました。それでは……」
「ああ、行くか」
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