邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第二百七話 転職

7章 あゝ神よ


カレーを思う存分食べた二人は、片付けを終えたシグレと雑談をしていた。

片付けと言っても皿や鍋を元の金属鉱石まで戻して元あった場所に戻すだけなのですぐ終わったのだが。

「そう言えばお二人はこれ程もふもふが好きなのに従魔士テイマーじゃ無いんですね」

「最初、テイマー…だった…けど」
「転職した時に呼べなくなっちゃったんだ」

「転職?」

頭の上に疑問符を浮かべるシグレに信じられないと言った表情を浮かべながら二人は話し始めた。

「あれ?お兄さん“シグレ”なのに?」
「てっきり…知ってる……のかと…」

そう言えば街は始まりの街以外では鉱山都市モルテンに災害救助で行ってすぐ帰ってきたり、ロキの隠れ家への襲撃前にプレリュードの広場に行っただけである。

ボス討伐は殆どしているがその先の探索なんかは全然やってこなかったため、このような事態になってしまったのだろう。

「いえいえ、攻略にはあまり参加していないんですよ」

「ふーん」

なにやら釈然としない様子でフェリアが足を組みながらため息をつく。

「転職はね、砂漠の先の港町で発見されたの」
「砂漠の……先、は……海…だった」

「何故かそこの冒険者ギルドにだけ『転職水晶』があったんだ。転職水晶って言うのは、触ると転職先が表示されて、その中のどれかに転職出来るものだよ。ジョブの進化なんかに似てる感じかな」

「でも……前のジョブ……消えない…」

「うん、前のジョブは、保留ジョブとなって保管されるんだ。で、もう一度転職水晶を使えばレベルそのままでそのジョブに戻ることもできる」

「ただ、保留ジョブはなんの効果も発動しないんだけどね」

「私達は、今は従魔士テイマーを保留ジョブにしてそれぞれのジョブのレベル上げをしてるの、ここに来たのはレベリングのためなんだけど……もふもふを見捨てられなくて……」

「もふもふ……イズ、じゃすてぃす」

「後悔はないけどね」



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