邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第百六十八話 錬神

7章 あゝ神よ


『またなんかやらかしたな!』
『なんで微妙に嬉しそうなんだお前…』
『見てて飽きないから』
『全面的に同意しよう』

「それだけの事やってますからねぇ…」

『知ってて自重しないのか…』
『「それがシグレクオリティ」』
『でたな魔法の言葉』

さて、くだらないやりとりも終えて新たに取得したヤバそうなスキルの詳細はこちら

錬神術

従来の錬金術に加え、神酒ソーマ霊酒ネクタル神の果実アンブロシアなどからなる神の食物の製造可能
また、生物の錬金の成功率上昇、成果向上
神格付与可能

「なんですかこれ」
『『ぶっ壊れ』』
「知ってた」

「んじゃまあとりあえずやってみますか」

『何を?』

「1番上のこと」

『もう慣れてきたねぇ…恐ろしい……何作るの?』

「まずは八塩折の酒やしおりのさけでも作ってみようかと」

八岐大蛇ヤマタノオロチが呑んだとされる酒だっけ。現実にもなかった?』

「ありますよ。ですが、これから作るのは特別製です」

『どういう事だ?』

「考えてみてくださいよ。八回酒で酒をしこもうと人が作った酒で神、それも山及び水ノ神として多くの人間から信仰されていた八岐大蛇ヤマタノオロチを泥酔し、眠らせることが出来るでしょうか?」

『勿論答えは否、だよね』
『というか酒で酒を仕込むって相当なパワーワードな気がする』

「その通り、なので私としてはスサノオ辺りが何か、例えば神威の神気を酒に混ぜたのではと愚考しているわけです」

『筋は通っているな』
『ワンチャンあるよ!』

「流石にここでやるとまずいので場所を移しましょうか」

シグレが指を打ち鳴らすと周囲の風景が変化し、真っ白な空間へと転移する。

ちなみに原料となる米っぽいのは入手済みである。
王都の貿易商のような男から最高品質のものを仕入れたのだ。
勿論すこし品質が劣化していたが(それでもA)そんなものは関係ない。きちっとSSにしておいた。

そこら辺にぬかりはない。

さて、そんなこんなで今いる空間を精神と時の部屋のように加速したシグレは、ひたすらに酒を仕込み続ける。

上質な日本酒を量産し、神威を発動させ神気を混ぜながら日本酒で日本酒を仕込む。

そして、八回目が終わった時___

ー神威がレベルアップしましたー
ー神威がレベルアップしましたー
ー神威がレベルアップしましたー
ー神気を取得しましたー
ー練気法がレベルアップしましたー
ー練気法がレベルアップしましたー
ー練気法がレベルアップしましたー
ー練気法がレベルアップしましたー
ー練気法がレベルアップしましたー
ー練気法がレベルアップしましたー
ー練気法が神気に統合されましたー
ー基礎ステータス強化系スキルが神気に統合されましたー
ー短縮を取得しましたー
ー醸造の心得を取得しましたー
ー醸造を取得しましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造がレベルアップしましたー
ー醸造が神酒作成にランクアップしましたー
ー《酒職人》を取得しましたー
ー《酒職人》が《神酒醸造》にランクアップしましたー


八塩折之神酒やしおりのみき ☆10 品質SS

確定泥酔
悪神特効

かの八岐大蛇ヤマタノオロチを討伐するために用いられた神の酒
酒で酒を仕込むことを八度も繰り返したためアルコール度数はほぼ100%であり、人間ならば即泥酔する
因みにこれを神はイッキする。
因みにこれを神はイッキする。

「よし」
『完成だね』
『まさか本当にやるとは…』

「おっ!こりゃいいねぇ…うぷっ…」

ゴク…ゴク、ゴクゴクゴクゴクゴクゴク

何かを急速に飲み干す音が聞こえてくる。
そしてその音が聞こえる方向は、八塩折之神酒やしおりのさけの大樽を置いた方向で____

「ぷはっ!やっぱり上手いな!おぉ小僧!お前がこの酒造ったのか?」

そこには、半裸の青年がいた。


ちなみに用意したお米は山田錦の最高級品だと思っていただければわかりやすいでしょうか?(知らない方に説明すると日本酒にするには最高とされるお米です)
まあクロシヲは未成年ですけどね

ちなみにヤマタノオロチの正式名称は高志之八俣遠呂智こしのやまたのおろちといいます。みんな覚えよう!

練気法があがったのは神気と一緒に気も放出していたからです。

基礎ステータス強化系スキルとはINT上昇などのスキルです
聴覚強化などは含まれません

神気とは神威発動中にでてくるオーラ的なやつです

効果一覧

短縮ショートカット
生産過程において一度行ったことのある過程をMPを代償としてスキップできる
品質は製作者の力量に比例し、称号の補正は低下する。
薬などのまるまる全ての製造工程を短縮することが可能、その場合は材料を用意するだけで作成者の力量に見合った品質のアイテムが完成する。
短期間に大量のアイテムを生産したもののみが取得できるスキル

神気
神のオーラ
常時全能力向上
特殊行動可能

醸造の心得
自身制作に関与した醸造品の品質向上

神酒作成
あらゆる酒を制作可能(材料はいるが)
酒製作時に品質超向上

神酒醸造
神の酒を作り出した証
自分の作り出した酒を呑むと一定確率で追加効果が発生する
酒の生産速度短縮
品質超向上

ちなみになぜ一気に神酒作成などを取得しなかったのかというと、醸造や酒職人などは八塩折之神酒やしおりのみきを作る前の8回酒で酒を仕込む過程で習得したからです

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(IDはあらすじにあります)

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