邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第百五十九話 固有魔術
7章 あゝ神よ
『だから、もうひとつあるんだよ。キミの固有魔術は』
「…」
驚き絶句するシグレに対し、頭を振りながらヨグ=ソトースは静かに告げる。
『あるいは空っぽのおもちゃ箱は、神としてのシグレの権能が反映された。君本来の固有魔術だ』
『権能をスペックダウンしたんじゃなくて、一点に集中することで世界を作る。みたいな感じになってるね。正直ぶっ壊れだよ』
『元々あった『概念支配』の権能を『支配』のみに特化したのだろう、だから自分の領域内であれば文字通り神ごとき力を振るえるようになる』
「うわぁ…」
『こっちがそう言いたいんだが…』
『ほんとにただの中級神だっけ?』
「普通ですよ?ただ巻き込まれ体質なだけで」
『巻き込まれるどころか自分から点火済みのダイナマイト持ち込んでる奴が何か言ってるんだい?』
『違うぞクトゥルフ、ダイナマイトじゃなくて核爆弾か反物質だろう』
「そう言えば反物質って使えないんですか?」
『創れるよ?キミの魔法と心器を限界まで使えば』
「え?」
『ただ、現実の脳も焼き切れるおまけ付きだけど』
「つまり死ぬんですね分かります」
『処理が間に合わないからな。実際のところ、反物質は我々でも死ぬ危険性がある。使わないのではなく、使えないのだ』
「おお、怖い怖い」
ー『カルナマゴスの誓約』の読破を確認ー
ー時操神招来を取得しましたー
ー時流操作を取得しましたー
ー万象壊絶を取得しましたー
ー時の羅針盤を習得しましたー
ー相互共有を取得しましたー
ー《支配》を取得しましたー
「これで一通り読み終わりましたね」
『流石に速いな、一日程度しかたっていないのだが』
はい、読書終了
スキルの効果
時流操作
対象のあらゆる時間を加速及び遅延可能
有機物に対しては反動があり、使用中は徐々にHPが減る
加速時間は消費したMPに比例する
(自分以外は接触しなければ発動不可)
万象壊絶
対象の時間を消し去り、塵へと還す
(対象への接触及び対象がスキル所持者を恐ている場合のみに発動可能)
時の羅針盤
時の羅針盤の操作が可能となる魔術
支配は次回
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(IDはあらすじにあります)
『だから、もうひとつあるんだよ。キミの固有魔術は』
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『権能をスペックダウンしたんじゃなくて、一点に集中することで世界を作る。みたいな感じになってるね。正直ぶっ壊れだよ』
『元々あった『概念支配』の権能を『支配』のみに特化したのだろう、だから自分の領域内であれば文字通り神ごとき力を振るえるようになる』
「うわぁ…」
『こっちがそう言いたいんだが…』
『ほんとにただの中級神だっけ?』
「普通ですよ?ただ巻き込まれ体質なだけで」
『巻き込まれるどころか自分から点火済みのダイナマイト持ち込んでる奴が何か言ってるんだい?』
『違うぞクトゥルフ、ダイナマイトじゃなくて核爆弾か反物質だろう』
「そう言えば反物質って使えないんですか?」
『創れるよ?キミの魔法と心器を限界まで使えば』
「え?」
『ただ、現実の脳も焼き切れるおまけ付きだけど』
「つまり死ぬんですね分かります」
『処理が間に合わないからな。実際のところ、反物質は我々でも死ぬ危険性がある。使わないのではなく、使えないのだ』
「おお、怖い怖い」
ー『カルナマゴスの誓約』の読破を確認ー
ー時操神招来を取得しましたー
ー時流操作を取得しましたー
ー万象壊絶を取得しましたー
ー時の羅針盤を習得しましたー
ー相互共有を取得しましたー
ー《支配》を取得しましたー
「これで一通り読み終わりましたね」
『流石に速いな、一日程度しかたっていないのだが』
はい、読書終了
スキルの効果
時流操作
対象のあらゆる時間を加速及び遅延可能
有機物に対しては反動があり、使用中は徐々にHPが減る
加速時間は消費したMPに比例する
(自分以外は接触しなければ発動不可)
万象壊絶
対象の時間を消し去り、塵へと還す
(対象への接触及び対象がスキル所持者を恐ている場合のみに発動可能)
時の羅針盤
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