邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第百五十一話 乱入
7章 あゝ神よ
「ちょっと待てぇ!」
「「ん?」」
深淵とアリスの生み出した訓練場を埋め尽くすほどのゴーレムが戦っていたところ、どこからかそんな声が聞こえてきた。
ちなみにゴーレムVS深淵の戦闘訓練は勿論アビスの圧勝である。
基本武装である両刃斧だけで吹き飛ばしていたのだ。
「アレ見て一介の衛兵が良くやる気になったね…」
訓練場入口で叫んでいたのは数十人の年若い衛兵だった。
アビスの圧倒的強さを目撃したアリスはドン引きしながらそういうが、実際のところ衛兵達は今到着したばかりなので先程の戦闘を見ていない、なので深淵をただの黒いミノタウロスだと思っているようである。
ちなみに王国の騎士団は練度が高く、一個小隊もあればさほど被害を出すことなくミノタウロスを討伐することが可能である。
実際にミノタウロスを倒したこともある彼らは、色が違う程度関係ない、ミノタウロスと同じだろう。と身勝手な憶測で全てを決めつけているのである。
「すまん…王の間で拘束されたのを余程根に持っているみたいでな…どうか一度だけ身の程を教えてやってくれ」
大小様々な勲章をジャラジャラと鳴らしながらやってきた騎士団長と思しき人物のお願いに、シグレはため息をついて反応を返す。
「分かりました。次からはないようにしてくださいね?」
「ああ、約束しよう」
ー偽装がレベルアップしましたー
鑑定でもされたのかスキルのレベルが上がったようである。
団長から言質をとるとシグレは騒ぎ立てている衛兵たちの方へと振り返り、試練を課す。
あまりにも理不尽な、試練を
「一時間、それまでにあなたがたがいるそこから、私のところまで来てください、私は何もしません。抵抗するのはそのゴーレムだけです」
「舐めてんのかぁ!あぁ!?」
「やれぇぇぇ!」
そして、決してクリアされない試練が始まった。
「はっ!こんなん横を抜ければ簡単だぜ!」
『起動せよ、拒絶する迷宮』
それと同時にアビスから機械音声が鳴り響き、突如として訓練場は地震に見舞われた。
震度8に相当するその大揺れのなか立っていたのは騎士団長、シグレ、アリスのみであり、残りの衛兵たちは逃げ場を求めてスタート地点へと戻っていた。
「ったく…鍛え方が足りんな……メニューを増やすか」
「いや、あれは訓練でなんとかなるものなの?」
そして、地震が収まった後、訓練場には、黒い迷宮があった。
「は?」
誰かがそう間抜けな声を漏らした。
無理もない、平地がいきなり迷宮へと変化したのだから
「こんなもんのぼりゃあ…うわっ!」
壁を登っていこうとした何人かはすぐさま吹き飛ばされ、まるでビリヤードの球のように吹き飛んで行った。
「さあ、頑張ってください」
さぁ、迷宮攻略だ!(絶対無理)
解説
拒絶する迷宮
土魔法により地下の超硬鉱物を壁に錬成し、そしてその壁、地面、その上空に進入禁止結界及び防護結界を展開する魔法。
所々に罠を仕掛けることも可能。
進入禁止結界と並行して感知結界を使うことで迷宮内の探知もできる。
壁登ったり壁に近づいたら弾かれてんのは進入禁止結界のせい
コメント返し
ゴーレムの名前は「深淵」です。
CODEのあたりはクロシヲの理解が浅かったゆえに起こった事故です。(´・ω・`)
すみませんm(_ _)m
また、面白いなどのコメントありがとうございます!これからも面白いと思っていただけるよう努力してまいります!
誤字脱字や作品への意見等ございましたらコメントしていただければ幸いです
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(IDはあらすじにあります)
「ちょっと待てぇ!」
「「ん?」」
深淵とアリスの生み出した訓練場を埋め尽くすほどのゴーレムが戦っていたところ、どこからかそんな声が聞こえてきた。
ちなみにゴーレムVS深淵の戦闘訓練は勿論アビスの圧勝である。
基本武装である両刃斧だけで吹き飛ばしていたのだ。
「アレ見て一介の衛兵が良くやる気になったね…」
訓練場入口で叫んでいたのは数十人の年若い衛兵だった。
アビスの圧倒的強さを目撃したアリスはドン引きしながらそういうが、実際のところ衛兵達は今到着したばかりなので先程の戦闘を見ていない、なので深淵をただの黒いミノタウロスだと思っているようである。
ちなみに王国の騎士団は練度が高く、一個小隊もあればさほど被害を出すことなくミノタウロスを討伐することが可能である。
実際にミノタウロスを倒したこともある彼らは、色が違う程度関係ない、ミノタウロスと同じだろう。と身勝手な憶測で全てを決めつけているのである。
「すまん…王の間で拘束されたのを余程根に持っているみたいでな…どうか一度だけ身の程を教えてやってくれ」
大小様々な勲章をジャラジャラと鳴らしながらやってきた騎士団長と思しき人物のお願いに、シグレはため息をついて反応を返す。
「分かりました。次からはないようにしてくださいね?」
「ああ、約束しよう」
ー偽装がレベルアップしましたー
鑑定でもされたのかスキルのレベルが上がったようである。
団長から言質をとるとシグレは騒ぎ立てている衛兵たちの方へと振り返り、試練を課す。
あまりにも理不尽な、試練を
「一時間、それまでにあなたがたがいるそこから、私のところまで来てください、私は何もしません。抵抗するのはそのゴーレムだけです」
「舐めてんのかぁ!あぁ!?」
「やれぇぇぇ!」
そして、決してクリアされない試練が始まった。
「はっ!こんなん横を抜ければ簡単だぜ!」
『起動せよ、拒絶する迷宮』
それと同時にアビスから機械音声が鳴り響き、突如として訓練場は地震に見舞われた。
震度8に相当するその大揺れのなか立っていたのは騎士団長、シグレ、アリスのみであり、残りの衛兵たちは逃げ場を求めてスタート地点へと戻っていた。
「ったく…鍛え方が足りんな……メニューを増やすか」
「いや、あれは訓練でなんとかなるものなの?」
そして、地震が収まった後、訓練場には、黒い迷宮があった。
「は?」
誰かがそう間抜けな声を漏らした。
無理もない、平地がいきなり迷宮へと変化したのだから
「こんなもんのぼりゃあ…うわっ!」
壁を登っていこうとした何人かはすぐさま吹き飛ばされ、まるでビリヤードの球のように吹き飛んで行った。
「さあ、頑張ってください」
さぁ、迷宮攻略だ!(絶対無理)
解説
拒絶する迷宮
土魔法により地下の超硬鉱物を壁に錬成し、そしてその壁、地面、その上空に進入禁止結界及び防護結界を展開する魔法。
所々に罠を仕掛けることも可能。
進入禁止結界と並行して感知結界を使うことで迷宮内の探知もできる。
壁登ったり壁に近づいたら弾かれてんのは進入禁止結界のせい
コメント返し
ゴーレムの名前は「深淵」です。
CODEのあたりはクロシヲの理解が浅かったゆえに起こった事故です。(´・ω・`)
すみませんm(_ _)m
また、面白いなどのコメントありがとうございます!これからも面白いと思っていただけるよう努力してまいります!
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