邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
SS 妹達の二人旅 拾参
SS一章 『妹達の二人旅』
「何事ぉ!?」
いきなり響き渡った悲鳴に対し、二人は警戒態勢をとり、その場にとどまる。
「モンスターが溢れた可能性がありますね…」
そう言って二人は貸与された魔道具の短剣を持ち、じりじりと奥への扉に近づいていく。
「ほう…構えがよく出来ている。良い師に恵まれておるようじゃな」
一触即発の緊張状態になった薄暗い坑道の沈黙を破ったのは、気だるそうに地面にへたりこんだギルドマスターであった
「ちょ…何してんのギルマスちゃん!」
「そうですぞ!」
その余りにも空気の読めていない行動に遊理とクーリが驚き、当然のように質問を投げかける。
そして、それを聞いたギルドマスターは欠伸をしながらその質問を一刀両断に切って落とす。
「いや、これこの先の最後の関所が原因じゃぞ?」
「ええ…」
気の抜けたというか、そんな表情の二人はが同時に嘆息し、力を抜いて崩れ落ちる
「いやぁ悪かったのう。説明を忘れておったわい…」
懐から取り出した少し汚れてくたびれた革製の水袋で水を補給しつつ、ギルドマスターは語り出す。
曰く、この先にあるのは最後の関所だと
曰く、そこではある魔導具による検査が行われると
曰く、それで駄目だったら全身にのたうちまわるほどの激痛が走り、二度と入れなくなると
「なるほど、そういうことでしたか」
納得した様子のクーリがうんうんと頷きながら椅子に座る。
「精神写鏡って言ってね。鏡の前の人間の思考が映し出されるんだ。それも、深層心理から浅い思考まで全て。
んで、失敗するとああなる」
そう言ってギルドマスターが指さした先には、担架で運ばれる男がいた。
鉱夫の服に身を包んでおり、筋肉も程よく引き締められている。
恐らくどこかの密偵かなにかだったのだろうが、今ではピクリとも動かない。
赤い瞳は大きく限界まで見開かれ、瞳孔は開ききっている。
「これは…」
「失敗すると、さっき言ったように激痛とそれに加えて犯した罪の重さに応じて罰が下される。多分こいつはもう起きないだろうね。廃人になってしまった」
そんなことを平然と言ってのけるギルドマスターに三人は驚愕したが、あの廃人を見たばかりなのもあって扉に進むのを尻込みしてしまう。
「びびっておるのか?安心せい、罪さえなければ何ともないものじゃ、お主らなら大丈夫大丈夫」
そう言ってギルドマスターは、強引に三人を引っ張った。
はい!SSはまだ続く
誤字脱字や作品への意見等ございましたらコメントしていただければ幸いです
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(IDはあらすじにあります)
「何事ぉ!?」
いきなり響き渡った悲鳴に対し、二人は警戒態勢をとり、その場にとどまる。
「モンスターが溢れた可能性がありますね…」
そう言って二人は貸与された魔道具の短剣を持ち、じりじりと奥への扉に近づいていく。
「ほう…構えがよく出来ている。良い師に恵まれておるようじゃな」
一触即発の緊張状態になった薄暗い坑道の沈黙を破ったのは、気だるそうに地面にへたりこんだギルドマスターであった
「ちょ…何してんのギルマスちゃん!」
「そうですぞ!」
その余りにも空気の読めていない行動に遊理とクーリが驚き、当然のように質問を投げかける。
そして、それを聞いたギルドマスターは欠伸をしながらその質問を一刀両断に切って落とす。
「いや、これこの先の最後の関所が原因じゃぞ?」
「ええ…」
気の抜けたというか、そんな表情の二人はが同時に嘆息し、力を抜いて崩れ落ちる
「いやぁ悪かったのう。説明を忘れておったわい…」
懐から取り出した少し汚れてくたびれた革製の水袋で水を補給しつつ、ギルドマスターは語り出す。
曰く、この先にあるのは最後の関所だと
曰く、そこではある魔導具による検査が行われると
曰く、それで駄目だったら全身にのたうちまわるほどの激痛が走り、二度と入れなくなると
「なるほど、そういうことでしたか」
納得した様子のクーリがうんうんと頷きながら椅子に座る。
「精神写鏡って言ってね。鏡の前の人間の思考が映し出されるんだ。それも、深層心理から浅い思考まで全て。
んで、失敗するとああなる」
そう言ってギルドマスターが指さした先には、担架で運ばれる男がいた。
鉱夫の服に身を包んでおり、筋肉も程よく引き締められている。
恐らくどこかの密偵かなにかだったのだろうが、今ではピクリとも動かない。
赤い瞳は大きく限界まで見開かれ、瞳孔は開ききっている。
「これは…」
「失敗すると、さっき言ったように激痛とそれに加えて犯した罪の重さに応じて罰が下される。多分こいつはもう起きないだろうね。廃人になってしまった」
そんなことを平然と言ってのけるギルドマスターに三人は驚愕したが、あの廃人を見たばかりなのもあって扉に進むのを尻込みしてしまう。
「びびっておるのか?安心せい、罪さえなければ何ともないものじゃ、お主らなら大丈夫大丈夫」
そう言ってギルドマスターは、強引に三人を引っ張った。
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