邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第百三十三話 極光

6章 玩具は盤上で踊る


「滅…べっ…!」

シグレの口から微かなつぶやきが漏れる中、シグレの繰り出した光の剣が様々な色の光をまとってロキをその檻に閉じ込める編み細工の生贄人形ウィッカー・マンへと迫る。

なんとか逃れようとするロキに対し、人形は自らの腕で、足で、頭で、体の各所の枝をロキに絡ませ、神への供物ロキを逃さない。

「やっ、やめっ、ヤメロォォォォォォォォォ!」

ロキの叫びは唸る極光の剣によってかき消され、それは刻一刻とロキへと迫る。

そして___

燃え尽きようとしてなお神への供物ロキを放そうとしない編み細工の生贄人形ウィッカー・マンの胸の中心、細木の枝に絡みつかれ泣き叫んでいるのであろうロキの胸、心臓の位置に、剣が突き刺さる。

「グォォォォォォォォォ_____________________________!」

叫び声は判別のできない高周波音へと変わっていき、突き刺さった傷口から純白の極光が漏れ出す。

それを皮切りとして、ロキの体の各所にヒビが入り、そして崩れ落ちる。
ヒビや崩れ落ちた断面からは同じく純白の極光が輝いている。

全身が黒かった道化の様相はすでになく、今は身体中がひび割れ、崩れ、不自然に湾曲している。
光が収まった頃には、ソレはもはや人ですらなく、ただの肉片の様相を呈していた。

腐蝕の獄炎コロージョン・ヘルフレイム

腐食の炎がわずかに残ったその肉片すらも焼き尽くした頃、シグレは息を吐き出す。
その下では戦っていた白と黒のキングの決戦が、白のキングの一撃によって首を落とされている。

「はぁ、はぁ…、これで…終わった…」

そして補助魔法の効果時間が終了し、体を倦怠感と睡魔が包み込む。
実際に、『行動不能』のバフによってもはや動けなくなっている。
回復しようにもすでにMPはなく、デバフによって回復すらできない。

ープレイヤー『ロキ』の死亡により、『シグレ』の勝利が確定しました。元の座標への転送を開始しますー

そのアナウンスと同時に、これまで何をしても壊れるどころか汚れるそぶりすら見せなかった天井や壁、そして床となるチェスボードが崩壊していく。
佇む白のキングや、黒のキングの首と胴体、そのほかに床に転がる駒が一斉に崩壊し始め、白い空間に穴が開いていく。

そして、シグレは黒い部屋へと戻ったシグレが見たのは…

「遅かったな」

返り血を浴びながらセフィロの腹に剣を突き立てる男の姿だった。


はい、ロキ戦終わりです。

ちなみにラストで突き立ててんのは付いてきた男どものリーダーです。

はい、ここからイミテート系の効果一覧
ちなみにイミテート系は基本的にアクティブスキルみたいな感じで意図的に効果を発動しようとしないと意味がありません

偽・豊穣神の羽衣イミテート・フィアズルハム
発動から十分間ノーコストで飛行可能。
スピード制限なし(早すぎると体が耐えられない)

偽・豊穣神の首飾りイミテート・ブリージンガメン
常時魅了系無効
発動で対象の魅了耐性貫通して魅了

偽・雷神の盾イミテート・スヴェル
発動して初めて受けるダメージを無効化し、相手に雷属性のダメージを与える。
炎系完全無効化

偽・光神の剣イミテート・ホウズ

何かしらの武器を対象として発動する。
悪特攻ダメージ8倍
攻撃した対象のバフ全消去&リバフ禁止
攻撃力8倍

偽・戦神の金輪イミテート・ドラウプニル
発動後十秒の間に適用された効果を10倍にする。

偽・雷神の力帯イミテート・メギンギョルズ
発動後次の攻撃のダメージ10倍

偽・巨人の魔杖イミテート・グリダヴォル
発動後すぐの魔法に
INT8倍
魔法効果超増幅
魔法使用時に消費MPなし
を付与する。

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