後日談 NINJAの里

サバイバルイベント終了から約一週間後のお話です

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「フゥーーー…」

そうして深く息吐くのはみんな大好きNINJAのHANZOだ。
しかし彼は別に何かと戦ってるわけではない。
ただ単純に、修行をしているだけである。

「終わりじゃ！皆の者、下ろして良いぞ！」

言葉と同時に轟音が鳴り響く

此処は秘境、忍者の里、次世代の忍者が、此処で特訓を重ねている。  

なぜHANZOがそんなところにいるかというと＿＿

まだNINJAではなかった昔のHANZOは忍者への転職条件を求めて（その頃はまだ忍者だと思っていた）最前線を渡り歩いていたのだが…

「ん？あれはなんでござるかな？」

土砂降りの雨の日に森を探索していると、いつの間にか霧に迷い込んでしまっていた。

そんな中探索していたHANZOの目に人影が映り込む。

とっさにHANZOは人影を追いかけるが追えども追えども差が縮まらない、そんな追いかけっこをしていると突然人影が消え、不審に思って近づくと忍者の里どこかほかのばしょにワープしていた。

頂が見えぬほどの山々に囲まれた秘境。

それが最初に抱いたイメージである。
よく見れば周りの人間はほとんどが忍者装束を装備している。
いきなり転送されたHANZOを訝しむかのように忍者の一団がやってきて、先頭の初老の男性がHANZOに問うてきた。

「お主！何者じゃ！」

いきなり首筋に苦無を突きつけられたが、HANZOは至って冷静に言葉を返した。

「拙者は忍者志望のHANZOという者にござる。此処は見たところ忍者の里のようだ。ぜひ拙者に忍者のなんたるかを説いてはいただけないだろうか」

数秒の沈黙

それを破ったのは、HANZOに言葉を投げた老人だ。

「ぶぁはっはっはっは！わしを前にして怯みすらせんか！大した胆力じゃ！よかろう！わし直々に忍者のなんたるかを教え込んでやる！」

「長老！それでは里の掟に反すること…

「黙れい！こやつの言葉に嘘はない。そもそも古い時代の掟なんぞ残しておけば百害あって一利なし、じゃ。それともお主らはそんなつまらん掟を守って優秀な人材をドブに捨てるのか？儂ならそんなことはせんな」

以外にも好意的な反応にHANZOは顔を上げる

「それでは…」

長老はにっこりと笑って大きく頷いた後、落ち着いた口調で言い放った。

「忍者の修行を許可する。ただし、儂は厳しいぞ？」

背筋に続々とした衝撃が走る。
HANZOは緊張しつつも笑顔で「望むところで御座る」と言い放った。

ー練気法がレベルアップしましたー
ー隠形法がレベルアップしましたー
ー怪腕がレベルアップしましたー
ー空中機動がレベルアップしましたー
ー毒耐性がレベルアップしましたー

「よしよし、順調にスキルレベルが上昇しているでござるな」

汗に濡れた道着と体をタオルで拭きつつ、ホクホク顔で街を歩くと、ふかしたジャガイモを売っていた屋台の少女に声をかけられる。

「あっ！HANZO！一個どう？」

「ああ、いただくで御座るよ」

此処数週間で一気に馴染んだ里には活気があふれている。

「明日も訓練頑張るで御座るよ！」

買ったジャガイモを頬張りつつ、HANZOは宿へと歩いて行く。

夕暮れの赤い光に照らされるその後ろ姿には、確固たる意志が垣間見えた。

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はい、HANZOが忍者になった経緯の振り返りと今後みたいな感じです。

道着のイメージとしてはこう、半袖の忍者装束みたいな感じです。

最初の特訓はでっかい岩を腕に乗っけてました。
（イメージとしてはワ◯ピースの◯ロの特訓）

ちなみに雨降ってた日とはシグレが アドラメレク戦のリミットブレイクのデスペナ5倍で死んでた時です

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