邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第六十話 イベントの情報と来客

4章 つかの間の平穏


町に戻ってきました。
やっぱり銀の鍵は魔力を使わないし便利ですね。
いつも通りにエレナさんに素材を売りに行きましょう。
さて、今回の買取額は…
10万リル。あの牡丹鍋の影響で猪の肉が高騰しているそうです。でも実際にバフがついた料理は私が作ったの以外ないようですね。何が違うんでしょうか。

エレナさんと話しているといきなりメールがきました
イベントの詳細のようです。あれだけサボってたのに仕事はえぇなオイ。

今回のイベントの日程はどうやらAMOの再販に合わせるようです。
だいたい4日後ですね。

気になるイベントの内容は…どうやら今回は二つのイベントが同時開催されるようです。

一つ目は四つのサーバーの上位百人でチームを作り、戦闘するようです。早い話が各サーバーの上位100人による戦争ですね。
ランキングは所持スキルやこれこれまでの実績なんかで決まるんだとか。

二つ目はサーバー内の闘技大会ですね。
ソロとPTの二種類があり、半径50mほどのリングで戦うのだとか。
戦闘の動画はメニューから録画、閲覧が可能なようです。
ついでにアップデートでゲーム内からwebにアクセスできるようにしたりするそうです。
モンスターはプレイヤー扱いなので実質召喚士はソロには登録できないようです。
重複出場も禁止、とこんなもんですかね。

そのためのメンテナンスまで約3日あるのでそれまでレベル上げしましょうか。

そんなこんなでレベル上げをしようとすると呼び止められました。

「ちょっといいかしら」

「はい、何でしょうか」

「あなたがシグレで間違い無いわね?」

「ええ」

「私と勝負しなさい」

「何故です?」

「あなたが気に食わないからよ」

「拒否権はありますか?」

「無いわ。闘技大会のソロ部門に登録しなさい、そこで勝負よ」

「わかりました」

ここで断っても面倒ですしね

「それならいいのよ。では失礼するわ」

すぐ去って行きましたね。というか今の人…面白いですね。
とりあえず登録だけしてルルイエに寄り、邪黒石製ピックやちょっとふざけてみて魔法で発射できるスペツナズナイフ型魔道具を作って量産しました。


4章 終


掲示板回挟みつつ五章に入ります

五章はイベントの準備しつつボス討伐したりとかですね

ちなみにピック全体としての性能
命中させ安いがダメージ小
継続スリップダメージあり

ピックの形状は針と釘の中間みたいな感じです(自分でもよくわかってない)SAOのピックをイメージしていただければわかるかと

スペツナズナイフは本来バネの力で刀身を発射する武器ですが今回は邪黒石製の刀身を風魔法で圧縮した空気を解放することで発射したり、闇魔法の応用で作った重力魔法で飛ばしたり、電磁砲レールガンで飛ばす魔道具です。
ついでに言えば圧縮空気+重力+電磁加速+圧縮魔力+加速魔法で光速の10倍くらいくらいになります。
邪黒石は石なのに電気を通す謎物質だった
ちなみに魔法を纏わせたりもできます。
音もなく、シグレが本気でMPをつぎ込めば光速は軽く超えるため武器としての種別は暗器です。
スペツナズナイフは量産といっても柄は二つしかなく、本当に量産したのは刀身とピックだけだったりします。
魔法の術式を刻んで刺さった場所で起動。とかもできるのでほぼほぼぶっ壊れ武器です。
ちなみにレールガンしても壊れないし融けません

毒をつけたりはどちらでもできます。(スペツナズナイフは確定で蒸発する)

表紙をてきとーに作ってみた。(著作権とかは多分大丈夫)

誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです

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