邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第五十話 錬金術師

4章 つかの間の平穏


「エレナさんエレナさん」

「なによ」

「錬金術師の人に知り合いいます?」

「いるにはいるけど…なんで?」

「普通の錬金したことないです」

「あんたどうやってレベル上げてきたのよ…」

「石をいじっただけです」

錬金術と言えばそろそろクトゥルフ様の依代改造を進めなければいけませんね
クロノスに銃とか仕込まないでと言われたので銃は仕込めませんが魔力を弾にして高速で発射すればそれと同じくらいの威力が出るので無問題ですね

「うんちょっとよくわかんない」

エレナさんが色々困惑しているところで誰かやってきました

「こんにちは、あの…ポーションの納品にきま」

そこまでいって私に気づいたのか固まってしまいました
なんだこの状況、なんだこの状況

となりのエレナさんが何この御都合主義とかいって震えています
それでもすぐに切り替えてその人のそばに寄っていくと固まっているその人の顔を私の方に向けて

「この子がプレイヤートップをひた走る天才錬金術師、りんごちゃんだよ!」

となぜか自分のことのように誇らしげに言い切りました
言われた方は顔赤くして俯いてるんですがそれは

「りんごちゃんこの人に錬金術教えてあげて〜、ちなみに拒否権はないからっ!」

と笑顔で何処かに消えました
錬金術師さん本人はというと…
目を白黒させて困惑してますね   

さて、落ち着くまで待ちましょうか

10分後

「取り乱してすいません…」

「いえいえこちらこそ、元はと言えばこちらのわがままが原因ですから」

「こんな可愛い女の子に教えられるなんて大歓迎ですよ!」

「それじゃあ私の工房行きましょうか!」

あれ私女の子だと思われてます?

ーシグレが《男の娘》を取得しましたー

(*´Д`* )おうふ

と、エレナさんからメールが来てますね。なになに
『りんごちゃんは男性恐怖症だからバレないようにね!』

いや、そんな人紹介しないでくださいよ


祝!本編50話!ここまで来れたのも皆様のおかげです。
これからもご愛読いただければ幸いです
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シグレの冒険はこれからだ!(終わりません)

ここから錬金回かな?

スルーされるシグレさんカワイソス

ちなみに男の娘は結構効果が優秀な称号です

今回短くてすいません。これ書いてる日卒業式なんです

誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです

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