邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第八話 初の共闘
1章 始まりと邪神
始まりの街に戻ってきた。
転移の光にもうなれてきてしまったところがあるのが少し怖い
これからの行動方針だが、西を除いた三方向のボスを討伐して、次のエリアを解放することとした。
まずどこのエリアに行ったものかと考えていると、皐月からメッセージが届く。
『始まりの草原 東のボスが発見されたそうです。今から挑戦するのですがご一緒しませんか?』
ご都合主義のようにタイミングがいい、これに乗らない手はないだろう。
『了解です。集合は東門で』
と返信し、東門に向かう
東門に到着すると、二人はすぐ見つかったので、作戦会議をする。
「攻略組が挑戦して失敗したため、掲示板にて条件を公開したそうです」
「条件とは?」
「倒れているゴーレムに触れることだそうです」
「簡単ですね」
「皐月ちゃん達のステータスはどんな感じなんですか?」
「弓士と純魔法職ですね」
「じゃあ私が前衛する感じですね」
「はい、もう行けますか?」
「ええ、それでは行きましょうか」
「ん、お兄さん達話し終わった?それじゃ行こう!」
三人で草原を歩いていく。
どうやら出てくるモンスター西と変わらないらしいので攻撃してこない限りは放置しているのだが、ウサギが立ち塞がった。
ウサギはノンアクティブのはずなのにおかしい、と鑑定してみると種族が違う、レアモンスターだったようである。
俊足ウサギ
速さに絶対の誇りを持つ。自分より速いものに従う
スキル
俊足 蹴撃 持久走
討伐しようとした二人を待たせて話しかける。
「私と速さで勝負しませんか?」
「人が私に勝てるわけないでしょう?」
「勝てますよ。少なくとも私はね」
「いいでしょう。あの岩まで走るのでどっちが速いのか決めましょう」
「いいですよ」
そう言ってシグレは、邪神の加護と水操作を起動し、インベントリの水筒の水を周りに撒く。
「よーい」
「スタート!」
審判の遊理の掛け声とともに水操作で水を固めて氷にし、それを超スピードで移動させて、ついでに触手でブーストもして移動する。
その結果俊足ウサギと10秒も差をつけることが出来た。
完全なオーバーキルである。
「ま、負けた...」
ー俊足ウサギの契約条件を達成しましたー
ー万能言語がレベルアップしましたー
「という訳で、一緒に来ませんか?あなたも、もっと速くなれるかも知れませんよ?」
「わかりました。これからよろしくお願いします。
ご主人様」
「契約」
ー俊足ウサギと契約完了 名前をつけてくださいー
「雲耀で」
名前は雷の速度を表すものに
いずれはそれくらいの速さになって欲しいと思う。
名前:雲耀
種族:俊足ウサギ Lv.1
ステータス
STR:2 VIT:1 AGI:28 DEX:4 POW:5 INT:5
スキル
俊足 蹴撃 持久走 瞬動
速さに特化したステータスである。
雲耀を試しに犬と闘わせていますが因幡の時より処理が速い、まあ当然といえば当然であるのだが。
ー従魔「雲耀」がレベルアップしましたー
二人が来るまでの間にレベルアップしてしまった。
準備が整ったので目標の岩に触れる。
すると、岩が「ゴゴゴゴゴ...」と音を立てて動き始めた。
「ボス戦始まるよ!」
「私が前衛、二人は後衛で攻撃してください!」
「「了解(です)!」」
ストーンゴーレム
石でできた巨兵 物理ダメージに強い
スキル
再生 土弾 地面振動
「どうやら物理に強いようなので魔法で攻撃しましょう!」
「「了解(です)!」」
そう言うと二人は矢に魔法を付与したりして攻撃している。
連携できるとこういう時にホント楽である。
シグレも負けじとフィーと因幡を呼んで魔法を使うように言い、シグレ自身は無魔法のムーンボールと深淵魔術の霊体の刀を使っていく。
10分後、やっとストーンゴーレムのHPバーが0になった。攻撃が単調な為避けやすい、しかし、それを補ってあまりある耐久力でマナポーションもほとんど無くなってしまった。
「おかしいですね。ストーンゴーレムが消滅しないしインフォも来ないですね」
とりあえず消えないストーンゴーレムを鑑定してみる
ストーンゴーレム(沈黙)
コアの魔力が足りないストーンゴーレム。魔力を与えれば使役できる
と、出ていたので魔力をコアに向けて放出してみようとするも、なかなか難しかったので練習していたらこんなインフォが脳内に響いた。
ーシグレが魔力操作を取得しましたー
これにはシグレも驚きである。
SPや装備がなくともそれに関連する行動をすればスキルを取得出来ることが分かったのだ。
『いや、普通できないからね?』
とりあえずこの情報を皐月に掲示板に流してもらえるように頼みつつ、スキル込みでコアに魔力を注いでいく。
『あれ、人間だよな?』
『ああ、人間のはずだよ?』
『なんで少し練習しただけで魔力操作取得出来るんだよ...』
この神の言う通り、魔力操作を自力取得するにはプレイヤーでも何日も自分の魔力を知覚し、動かすための訓練をしなければならないのである。ましてやNPCともなれば10年以上かかることすらある。
『ますます面白くなってきたね。』
『ああ、そうだな。』
スキル込みで魔力をコアに注いだところ、シグレのMP全てくらいを与えたところでコアが光り始めた。
ーストーンゴーレムの契約条件を達成しましたー
「契約」
ーストーンゴーレムと契約完了 名前をつけてくださいー
「岩鉄で」
岩よりも鉄よりも固くなって欲しいという意味で。
名前:岩鉄
種族:魔石兵 Lv.1
ステータス
STR:20 VIT:25 AGI:2 DEX:2 POW:1 INT:1
スキル
魔石の巨兵(固有) 再生 土石操作 
魔石の巨兵 主人が魔力を供給することで再生速度2倍、与えられたMP分STRとVITが上昇する(与えられるMPは上限10)←レベルアップで上限上昇
土石操作 周囲の土などを自由に操作できる。
ーシグレの種族レベルがアップしましたー
ーシグレの種族レベルがアップしましたー
ーシグレのジョブレベルがアップしましたー
ーシグレのジョブレベルがアップしましたー
ー従魔「フィー」がレベルアップしましたー
ー従魔「因幡」がレベルアップしましたー
ー従魔「雲耀」がレベルアップしましたー
ー深淵魔術がレベルアップしましたー
ー深淵魔術がレベルアップしましたー
ー無魔法がレベルアップしましたー
ー無詠唱がレベルアップしましたー
ー無音詠唱がレベルアップしましたー
ー《ゴーレムの主人》を取得しましたー
ー《太古の兵器を作りしもの》を取得しましたー
ー《初特殊勝利者》を取得しましたー
ー《ボス系三種初称号取得者》を取得しましたー
〖プレイヤーの皆様にお知らせします。始まりの草原 東のフィールドボス 「ストーンゴーレム」を「シグレ」様、「サツキ」様、「リーゼ」様が討伐しました。これにより、東方面のマップを解放致します。〗
特殊勝利報酬 魔兵創造
初討伐報酬 頑強
知らなかったが遊理は「リーゼ」って名前のようである。どうやらスキルを手に入れたようだ。
「頑強のスキルが追加されていますね。」
「魔兵創造はありますか?」
「いえ、ありません」
どうやらゴーレム・クリエイトはシグレだけ取得したようである。ゴーレムを使役した人だけなのだろうか?
魔兵創造 MPと素材を使うことで使った素材製のゴーレムができる。一定時間経つと消滅する。ジョブレベルかける1の回数だけ消滅しないゴーレムを作り出せる。コアを自分で作ることも可能
頑強 最終的なダメージをジョブレベル×10+100減らす
アイテムの補給や確認のために、シグレたちは街へと戻っていった。
ボス討伐回です。一日一回ボス討伐!
このペースであと南と北を攻略すると思います。
その後は色々始まる予定
ストーンゴーレムを使役するにはゴーレムの損傷が85%以下になるとそもそもチャンスが発生しなくなるため結構難しいです。(シグレが使ったのは両方とも目立った外的損傷を与えない魔術だったので大丈夫だった)
そのためゴーレムクリエイトは割とつおい
魔石兵 本来は沈黙状態の石兵に契約を使うか召喚術士が触れればそのまま使役できますがコアに魔力を異常なまでに投入してしまったため魔石兵となりました。
神さえ驚かすシグレであった
誤字脱字や間違い等ございましたらコメントしていただければ幸いです
始まりの街に戻ってきた。
転移の光にもうなれてきてしまったところがあるのが少し怖い
これからの行動方針だが、西を除いた三方向のボスを討伐して、次のエリアを解放することとした。
まずどこのエリアに行ったものかと考えていると、皐月からメッセージが届く。
『始まりの草原 東のボスが発見されたそうです。今から挑戦するのですがご一緒しませんか?』
ご都合主義のようにタイミングがいい、これに乗らない手はないだろう。
『了解です。集合は東門で』
と返信し、東門に向かう
東門に到着すると、二人はすぐ見つかったので、作戦会議をする。
「攻略組が挑戦して失敗したため、掲示板にて条件を公開したそうです」
「条件とは?」
「倒れているゴーレムに触れることだそうです」
「簡単ですね」
「皐月ちゃん達のステータスはどんな感じなんですか?」
「弓士と純魔法職ですね」
「じゃあ私が前衛する感じですね」
「はい、もう行けますか?」
「ええ、それでは行きましょうか」
「ん、お兄さん達話し終わった?それじゃ行こう!」
三人で草原を歩いていく。
どうやら出てくるモンスター西と変わらないらしいので攻撃してこない限りは放置しているのだが、ウサギが立ち塞がった。
ウサギはノンアクティブのはずなのにおかしい、と鑑定してみると種族が違う、レアモンスターだったようである。
俊足ウサギ
速さに絶対の誇りを持つ。自分より速いものに従う
スキル
俊足 蹴撃 持久走
討伐しようとした二人を待たせて話しかける。
「私と速さで勝負しませんか?」
「人が私に勝てるわけないでしょう?」
「勝てますよ。少なくとも私はね」
「いいでしょう。あの岩まで走るのでどっちが速いのか決めましょう」
「いいですよ」
そう言ってシグレは、邪神の加護と水操作を起動し、インベントリの水筒の水を周りに撒く。
「よーい」
「スタート!」
審判の遊理の掛け声とともに水操作で水を固めて氷にし、それを超スピードで移動させて、ついでに触手でブーストもして移動する。
その結果俊足ウサギと10秒も差をつけることが出来た。
完全なオーバーキルである。
「ま、負けた...」
ー俊足ウサギの契約条件を達成しましたー
ー万能言語がレベルアップしましたー
「という訳で、一緒に来ませんか?あなたも、もっと速くなれるかも知れませんよ?」
「わかりました。これからよろしくお願いします。
ご主人様」
「契約」
ー俊足ウサギと契約完了 名前をつけてくださいー
「雲耀で」
名前は雷の速度を表すものに
いずれはそれくらいの速さになって欲しいと思う。
名前:雲耀
種族:俊足ウサギ Lv.1
ステータス
STR:2 VIT:1 AGI:28 DEX:4 POW:5 INT:5
スキル
俊足 蹴撃 持久走 瞬動
速さに特化したステータスである。
雲耀を試しに犬と闘わせていますが因幡の時より処理が速い、まあ当然といえば当然であるのだが。
ー従魔「雲耀」がレベルアップしましたー
二人が来るまでの間にレベルアップしてしまった。
準備が整ったので目標の岩に触れる。
すると、岩が「ゴゴゴゴゴ...」と音を立てて動き始めた。
「ボス戦始まるよ!」
「私が前衛、二人は後衛で攻撃してください!」
「「了解(です)!」」
ストーンゴーレム
石でできた巨兵 物理ダメージに強い
スキル
再生 土弾 地面振動
「どうやら物理に強いようなので魔法で攻撃しましょう!」
「「了解(です)!」」
そう言うと二人は矢に魔法を付与したりして攻撃している。
連携できるとこういう時にホント楽である。
シグレも負けじとフィーと因幡を呼んで魔法を使うように言い、シグレ自身は無魔法のムーンボールと深淵魔術の霊体の刀を使っていく。
10分後、やっとストーンゴーレムのHPバーが0になった。攻撃が単調な為避けやすい、しかし、それを補ってあまりある耐久力でマナポーションもほとんど無くなってしまった。
「おかしいですね。ストーンゴーレムが消滅しないしインフォも来ないですね」
とりあえず消えないストーンゴーレムを鑑定してみる
ストーンゴーレム(沈黙)
コアの魔力が足りないストーンゴーレム。魔力を与えれば使役できる
と、出ていたので魔力をコアに向けて放出してみようとするも、なかなか難しかったので練習していたらこんなインフォが脳内に響いた。
ーシグレが魔力操作を取得しましたー
これにはシグレも驚きである。
SPや装備がなくともそれに関連する行動をすればスキルを取得出来ることが分かったのだ。
『いや、普通できないからね?』
とりあえずこの情報を皐月に掲示板に流してもらえるように頼みつつ、スキル込みでコアに魔力を注いでいく。
『あれ、人間だよな?』
『ああ、人間のはずだよ?』
『なんで少し練習しただけで魔力操作取得出来るんだよ...』
この神の言う通り、魔力操作を自力取得するにはプレイヤーでも何日も自分の魔力を知覚し、動かすための訓練をしなければならないのである。ましてやNPCともなれば10年以上かかることすらある。
『ますます面白くなってきたね。』
『ああ、そうだな。』
スキル込みで魔力をコアに注いだところ、シグレのMP全てくらいを与えたところでコアが光り始めた。
ーストーンゴーレムの契約条件を達成しましたー
「契約」
ーストーンゴーレムと契約完了 名前をつけてくださいー
「岩鉄で」
岩よりも鉄よりも固くなって欲しいという意味で。
名前:岩鉄
種族:魔石兵 Lv.1
ステータス
STR:20 VIT:25 AGI:2 DEX:2 POW:1 INT:1
スキル
魔石の巨兵(固有) 再生 土石操作 
魔石の巨兵 主人が魔力を供給することで再生速度2倍、与えられたMP分STRとVITが上昇する(与えられるMPは上限10)←レベルアップで上限上昇
土石操作 周囲の土などを自由に操作できる。
ーシグレの種族レベルがアップしましたー
ーシグレの種族レベルがアップしましたー
ーシグレのジョブレベルがアップしましたー
ーシグレのジョブレベルがアップしましたー
ー従魔「フィー」がレベルアップしましたー
ー従魔「因幡」がレベルアップしましたー
ー従魔「雲耀」がレベルアップしましたー
ー深淵魔術がレベルアップしましたー
ー深淵魔術がレベルアップしましたー
ー無魔法がレベルアップしましたー
ー無詠唱がレベルアップしましたー
ー無音詠唱がレベルアップしましたー
ー《ゴーレムの主人》を取得しましたー
ー《太古の兵器を作りしもの》を取得しましたー
ー《初特殊勝利者》を取得しましたー
ー《ボス系三種初称号取得者》を取得しましたー
〖プレイヤーの皆様にお知らせします。始まりの草原 東のフィールドボス 「ストーンゴーレム」を「シグレ」様、「サツキ」様、「リーゼ」様が討伐しました。これにより、東方面のマップを解放致します。〗
特殊勝利報酬 魔兵創造
初討伐報酬 頑強
知らなかったが遊理は「リーゼ」って名前のようである。どうやらスキルを手に入れたようだ。
「頑強のスキルが追加されていますね。」
「魔兵創造はありますか?」
「いえ、ありません」
どうやらゴーレム・クリエイトはシグレだけ取得したようである。ゴーレムを使役した人だけなのだろうか?
魔兵創造 MPと素材を使うことで使った素材製のゴーレムができる。一定時間経つと消滅する。ジョブレベルかける1の回数だけ消滅しないゴーレムを作り出せる。コアを自分で作ることも可能
頑強 最終的なダメージをジョブレベル×10+100減らす
アイテムの補給や確認のために、シグレたちは街へと戻っていった。
ボス討伐回です。一日一回ボス討伐!
このペースであと南と北を攻略すると思います。
その後は色々始まる予定
ストーンゴーレムを使役するにはゴーレムの損傷が85%以下になるとそもそもチャンスが発生しなくなるため結構難しいです。(シグレが使ったのは両方とも目立った外的損傷を与えない魔術だったので大丈夫だった)
そのためゴーレムクリエイトは割とつおい
魔石兵 本来は沈黙状態の石兵に契約を使うか召喚術士が触れればそのまま使役できますがコアに魔力を異常なまでに投入してしまったため魔石兵となりました。
神さえ驚かすシグレであった
誤字脱字や間違い等ございましたらコメントしていただければ幸いです
「SF」の人気作品
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コメント
ノベルユーザー126556
攻撃敗退って何ですか?
ノベルユーザー126556
誤字報告
×これに乗らない手はなお
○これに乗らない手はない