イセカマジックストーリー《異世界×オカマ×魔法》

毛玉毛糸

10研究

「さあ、入って。あ、男子禁制にするから、ウィル君は外で待ってなさいよ。」

そう言ってネロは奥の部屋のドアを閉めた。

あんなに警戒されてたのに…。ていうか、男子禁制って、どんなことするつもり…?

「はい、じゃあ全部脱いで。」

「え!?魔力構成を見るだけって言ったじゃないですか!どうして服を脱ぐ必要が?」

「そうしないと魔力構成見れないのよ!わかったらすぐ脱ぐ!」

なんでそんなに怒ってるの?私悪いことしましたか?と言い返すとまた怒られそうなので、渋々服を脱いだ。

「こ、これでいいですか?」

「下着もよ。全部って言ったでしょ?」

「さ、さすがに恥ずかしいです!昨日知り合った人に裸を見せるなんて!」

誰もがそう思うだろう。もし男に転生してて、男に頼まれても同じ反応をする。

「あー!もー!煩わしい!じゃあ私も脱ぐから貴女も脱ぎなさい!そしたら恥ずかしくないでしょ?」

いや、え!?その思考は全くわからない!

「なんでそうなるんですか!?って、何のためらいもなく脱がないで下さい!」

あっという間にネロは全裸になった。

「ほら、早く。」

「あぁ、あぁ…」

自分の顔が熱くなるのがわかった。目のやり場に困る。

「何?貴女興奮してるの?レズなの?」

「ち、違います!」

って言ってもまだ心は男だし、恋愛対象は女性なのだが。

「じゃあさっさと脱ぎなさいよ。」

あー!もー!どうにでもなって!

結局全部脱いでしまった。

「やっと研究できるわね。全く、めんどくさい子ね。」

そう言いながらネロは私の身体を四方八方から見た。

「貴女、なかなかナイスバディね。」

「やめて下さい!こっちは死ぬほど恥ずかしいんですから。」

「なんだか、可愛らしいわね。赤くなっちゃって。」

茶化しているのかこの人は!恥ずかしいのに!

「…うん。OK。大体わかったわ。もう服着て良いわよ。」

「え?今何もしてないですよね?どうして脱がせたんですか?」

「え?見たかったからよ。貴女の裸を。」

はあ!?

「そ、そんな!ふざけてるんですか!?ネロさんこそレズなんですか!?」

「冗談よ、冗談。貴女を見ている間、ずっと魔法を使って魔力構成を見てたのよ。それに、私はレズじゃない。男の子が好きよ。できれば10歳くらいがいいわ。」

聞いてない情報どうもありがとう! 

「そ、そうなんですか?じゃあ私の魔力構成はどうだったんですか?」

「えーっとね。私とほとんど同じだったわ。何も変なところは見当たらなかった。」

ジオ!その辺しっかり設定しとけよ!

「なんか、残念ねぇ。」

「私の台詞ですよ!」

結局、魔力構成を見られたのはその日だけだった。

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