イセカマジックストーリー《異世界×オカマ×魔法》

毛玉毛糸

8ミス

「…。ちょっとまってよサラ。なんでこの魔法使えるの!?昨日から魔法始めたんだよね!?しかも昨日は教科書、しかも初等魔法のやつ読んだだけ!なんで!?一人でこっそり練習してた!?」

まてまてまて!そんなに一気に質問されてもわかんないよウィル君!

「私も何がなんだか…。言われた通りイメージしたんだけど…。」

「あそこから詠唱して魔法を発動させるんだよ!あれはA級青属性魔法で僕が使えるいちばん強い魔法なのに…。」

なんだか落ち込んでいる。

「えっと、A級ってことは上から2番目ってこと?」

昨日教科書にそんなことが書いてあった。魔法の強さは上からS A B C D Eの6段階がある。属性は赤 青 緑 黄 紫 白 黒があるらしい。

「そーだよ!魔法学校の卒業試験の内容だよ!僕が魔法を始めてから8年間かかった魔法をたった一回で成功させるなんて…。一体何者?」

自分でもわからないんですよ…。あ、そーだ!

「…ジオ」

「え、なんて?」

ウィルに聞こえてしまったらしい。

「いや、なんでもないよ。」

(テレパシー魔法を使っても僕とは話せるよーん。)

それ先に言っとけよ…。

(どーゆーことだよ、これ。経験したことだけじゃないの?)

(う、うーん…。また間違えちゃったかぁ。経験っていう範囲を間違えて僕が設定しちゃったんだよ。多分、一回見ただけで経験って判定されちゃうんだ。)

(いつの間にかテレパシー魔法も使えちゃってるし…。まあいいや。でもウィルにする言い訳一緒に考えろよな?)

(お、OK)

「ねえ、サラ!なんで詠唱しないで使えるの!?」

若干キレ気味のウィルが迫ってくる。

「え、えーっとー。……。」

(親が使えたから!)

ジオからのアドバイスが聞こえる。乗っかってみるか。

「死んじゃったお父さんがそーゆー人でさ。遺伝かもしれないなぁ。」

「た、確かに得意な魔法とかは遺伝するって言われてるけど…。にしても詠唱無しだなんて!」

「そ、そこは私にも全く…。」

「あーあ。僕の義務教育8年はなんだったんだ。才能って怖いよまったく。」

意外と受け入れるの早いな。こちらとしては有り難いが。

「これを見れば姉ちゃんも少しはサラに興味を持つと思う。よし、帰って見せよう!」

「え、ええ!いや、また拒絶されるって!ってウィルー!」

ウィルに引かれるがまま、家に帰った。

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