人生という名の地獄と天国。

ノベルバユーザー162536

① _友達_

   元々、友達なんてどうでも良いと思うような人間だった。出来たら出来たで大切にするし、ぼっちにはなりたくないからいつメンは必ずいる。要するに、自分勝手なのだ。
  周りの空気に流されやすいタイプということもあり、仲良くなった友達によって自分の態度や口調、好きな物...それらが一変してしまうこともある。そのため、どうでも良いとはいいつつも、案外自分にとって良き友達というのは、とても大切なものだった。

   でも、喧嘩した。もう1ヶ月くらい経つ。私って馬鹿だな、と改めて思った。もちろん向こうの事だって、自分以上に馬鹿だと思った。しかし今回のは喧嘩というよりも、私が一方的に怒っているというもので、友達はそれに気づいていないようだった。ああ、タチが悪い。とてつもなく不愉快だ。友達のこともそうだが、こうしてイライラしている自分にイライラしている。あるあるだと思う。


 実はこの喧嘩、今でも続いている。
仲直りしようという気がないということは、元々、相手の事をそこまで好きだと思っていなかったのだろうか?そう思っている自分の気持ちが、ブレることはあるのだろうか。

  今これを書いていて、正直みんなに何を伝えたいのか、分からない。
ただ1つ、自分の中での疑問がある。
 友達とは何なのか。
 何をするための関係なのか。
 誰を信じれば良いのか。

これを理解できるのは、いつ頃なのだろうか。

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