異世界破壊のファートゥム
20話 能力者狩り Ⅱ
ケルベロス、エキドナ、ピュートーン、グリフォンによってバグローズは血の海、と化していく。俊哉は近くに放たれたケルベロスの元へと向かう。あきの目の前にはグリフォン。酔っぱらいの前にはエキドナが。
ケルベロスを追いかけて走る俊哉は運よくケルベロスの背後をとることに成功する。
一発で決めて他の魔物も倒しにいきたい俊哉はこの好機を逃したくない俊哉。すぐにケルベロスに向かい引き金を引く。弾丸がケルベロスの腹を貫く。その瞬間リオンの能力を使い腹に大穴をあける。
 「次!」
ケルベロスを倒し次の魔物に向かおうとしたその時、後ろからものすごい音で何かが向かってくる。無理向いたときには右肩が噛み砕かれていた。
 「ぐぁー。くそ。」
急いで回復する俊哉。目の前にはさっき仕留めたはずのケルベロスがいた。
 「くそ、大穴空けてやっただろ。何でまだ生きてんだよ。」
あきは投げてる剣のことごとくを羽で起こした強風によって防いでくるグリフォンに苦戦していた。急降下し勢いをつけ爪で引っ掻いてくるグリフォンを避けるのに必死で攻撃が当たらない。
 「たかが獣が。」
攻撃が当たらずイライラし始めるあきはいつしかプライドを捨てるようになった。
 「もう、いい。ほんとはもう少し使うところは後にしたかったんだけど、もういい。」
そういうと空から剣が二本回転しながら落ちてくる。グリフォンはその剣に気づかず羽を綺麗に切られ地面に叩きつけられる。何をされたかわからず戸惑うグリフォンにあきは容赦なく能力を使う。
地面から無数の剣が出てグリフォンを貫く。
あきは、悲鳴と共に消えていくグリフォンを見た後すぐにリオンの元に向かった。
酔っぱらいはいきなり現れたエキドナを全く気にすることなくぶらぶらとしていた。
 「お嬢さん。道の真ん中に立たれていては迷惑ですよ。」
かっこよく紳士な反応をする酔っぱらいにエキドナが
 「お前私をバカにしているのか?」
 「バカになんてしていないですよ。ただ危ないよと言っただけです。」
 「それをバカにしていると言っているのだよ。」
エキドナは酔っぱらいを蛇の尻尾で叩きつけた。
 「お嬢さん。そう怒らないで。」
酔っぱらっていて何もしようとしないリオンにエキドナは尾で叩きまくる。何度も、何度も。叩かれるうちに酔いより痛みの方が強くなりだんだんと酔いが覚めてくる。
 「鬱陶しい。」
そういったリオンはエキドナの尾を掴み投げ飛ばす。そして投げ飛ばした先にブラックホールを作り出す。
エキドナは翼で体勢を整えようとする。が少し時間が足りずブラックホールに飲み込まれる。
 「あれ?獣だったよね?」
まだ少し酔っているリオンは人だったらどうしようと思いながらまた町をぶらつく。
ぶらぶらと歩いているとあきに合う。
 「あきー。」
手を振りながらこちらに向かってくるリオンを見てあきが腹に一発、強力な拳を入れる。
「かは!」となり倒れるリオンに渇を入れる。
 「緊急時位シャキッとしてください。」
そう言われ正気に戻るリオン。
 「すまなかった。現状を教えてもらっていいかな?」
一回殺したはずなのに死んでいないケルベロスに苦戦する俊哉。ケルベロスの素早い動きについていけない俊哉は、紅林の能力を使う。脚力、腕力を強化しケルベロスに一気に近づく。獣の本能から危険と感じ取ったのか、逃げようとするケルベロスを蹴り上げる。空中でじたばたするケルベロスを殴り地面に叩きつける。キュー。という声と共に動かなくなるケルベロスを見て少し待っていると、傷が全て癒えて立ち上がった。
 「んだよ。何回倒せばいいんだよ。」
 「俊哉君。ケルベロスは三回殺さないといけないんだ。」
その声はリオンだった。遠くからリオンとあきがこちらに向かっていた。
早く終わらせようと思った俊哉はリオンに頼む。
 「リオンさんこいつお願いします。」
そういうとイルマの能力でケルベロスの動きを止める俊哉。それを見たリオンが走る。
 「また新しい能力か、羨ましいね。」
ケルベロスのお腹を切ると同時に能力を使う。ケルベロスのお腹に大穴が空き姿をなくしていくケルベロス。
 「いいコンビネーションだったね。」
 「洞窟の時よりよくなかったですか?」
そんな会話をしているとあきに怒られた。
 「そんな話どうでもいいからもう一体を倒しにいくよ。」
 「いや、俺らは親玉を取りに行く。」
 「どうして?」
リオンの意見に不満を持ったあきにリオンが説明する。
 「よく回りを見な?どこも騒がしくないだろ?おそらく誰かが倒したんだと思う。だから俺らは親玉の所に行く」
リオンの指示により三人で親玉の元に向かうことになった。
  「ピュートーンって言っても所詮は獣だな。」
 「そんなに強くなかったね。ただ火を噴くってだけだったね。」
 「じゃあ、そろそろ向かおうか啓吾。俊哉の所に。」
ケルベロスを追いかけて走る俊哉は運よくケルベロスの背後をとることに成功する。
一発で決めて他の魔物も倒しにいきたい俊哉はこの好機を逃したくない俊哉。すぐにケルベロスに向かい引き金を引く。弾丸がケルベロスの腹を貫く。その瞬間リオンの能力を使い腹に大穴をあける。
 「次!」
ケルベロスを倒し次の魔物に向かおうとしたその時、後ろからものすごい音で何かが向かってくる。無理向いたときには右肩が噛み砕かれていた。
 「ぐぁー。くそ。」
急いで回復する俊哉。目の前にはさっき仕留めたはずのケルベロスがいた。
 「くそ、大穴空けてやっただろ。何でまだ生きてんだよ。」
あきは投げてる剣のことごとくを羽で起こした強風によって防いでくるグリフォンに苦戦していた。急降下し勢いをつけ爪で引っ掻いてくるグリフォンを避けるのに必死で攻撃が当たらない。
 「たかが獣が。」
攻撃が当たらずイライラし始めるあきはいつしかプライドを捨てるようになった。
 「もう、いい。ほんとはもう少し使うところは後にしたかったんだけど、もういい。」
そういうと空から剣が二本回転しながら落ちてくる。グリフォンはその剣に気づかず羽を綺麗に切られ地面に叩きつけられる。何をされたかわからず戸惑うグリフォンにあきは容赦なく能力を使う。
地面から無数の剣が出てグリフォンを貫く。
あきは、悲鳴と共に消えていくグリフォンを見た後すぐにリオンの元に向かった。
酔っぱらいはいきなり現れたエキドナを全く気にすることなくぶらぶらとしていた。
 「お嬢さん。道の真ん中に立たれていては迷惑ですよ。」
かっこよく紳士な反応をする酔っぱらいにエキドナが
 「お前私をバカにしているのか?」
 「バカになんてしていないですよ。ただ危ないよと言っただけです。」
 「それをバカにしていると言っているのだよ。」
エキドナは酔っぱらいを蛇の尻尾で叩きつけた。
 「お嬢さん。そう怒らないで。」
酔っぱらっていて何もしようとしないリオンにエキドナは尾で叩きまくる。何度も、何度も。叩かれるうちに酔いより痛みの方が強くなりだんだんと酔いが覚めてくる。
 「鬱陶しい。」
そういったリオンはエキドナの尾を掴み投げ飛ばす。そして投げ飛ばした先にブラックホールを作り出す。
エキドナは翼で体勢を整えようとする。が少し時間が足りずブラックホールに飲み込まれる。
 「あれ?獣だったよね?」
まだ少し酔っているリオンは人だったらどうしようと思いながらまた町をぶらつく。
ぶらぶらと歩いているとあきに合う。
 「あきー。」
手を振りながらこちらに向かってくるリオンを見てあきが腹に一発、強力な拳を入れる。
「かは!」となり倒れるリオンに渇を入れる。
 「緊急時位シャキッとしてください。」
そう言われ正気に戻るリオン。
 「すまなかった。現状を教えてもらっていいかな?」
一回殺したはずなのに死んでいないケルベロスに苦戦する俊哉。ケルベロスの素早い動きについていけない俊哉は、紅林の能力を使う。脚力、腕力を強化しケルベロスに一気に近づく。獣の本能から危険と感じ取ったのか、逃げようとするケルベロスを蹴り上げる。空中でじたばたするケルベロスを殴り地面に叩きつける。キュー。という声と共に動かなくなるケルベロスを見て少し待っていると、傷が全て癒えて立ち上がった。
 「んだよ。何回倒せばいいんだよ。」
 「俊哉君。ケルベロスは三回殺さないといけないんだ。」
その声はリオンだった。遠くからリオンとあきがこちらに向かっていた。
早く終わらせようと思った俊哉はリオンに頼む。
 「リオンさんこいつお願いします。」
そういうとイルマの能力でケルベロスの動きを止める俊哉。それを見たリオンが走る。
 「また新しい能力か、羨ましいね。」
ケルベロスのお腹を切ると同時に能力を使う。ケルベロスのお腹に大穴が空き姿をなくしていくケルベロス。
 「いいコンビネーションだったね。」
 「洞窟の時よりよくなかったですか?」
そんな会話をしているとあきに怒られた。
 「そんな話どうでもいいからもう一体を倒しにいくよ。」
 「いや、俺らは親玉を取りに行く。」
 「どうして?」
リオンの意見に不満を持ったあきにリオンが説明する。
 「よく回りを見な?どこも騒がしくないだろ?おそらく誰かが倒したんだと思う。だから俺らは親玉の所に行く」
リオンの指示により三人で親玉の元に向かうことになった。
  「ピュートーンって言っても所詮は獣だな。」
 「そんなに強くなかったね。ただ火を噴くってだけだったね。」
 「じゃあ、そろそろ向かおうか啓吾。俊哉の所に。」
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コメント
蒼葉 悠人
20話が誤字ばかりで申し訳ありませんでした。直しましたので、よかったらもう一度目を通してくれると嬉しいです