☆うさねこ☆
18.過去と真相⑤
「それにしても、闇落ちした妖精か。」
「まさか黒蓮が海霧先生と同期だったなんて。」
「闇落ちってなんなの?」
「あぁ、この世界に闇属性はないのは習ったよな?あれは、そうなる前に精霊樹の元に還って、転生するからなんだ。
ただ、闇落ちしたら精霊樹に還っても、転生することはないらしいんだ。詳しくは知らねーけどな。」
「そうなんだ、、なんだか悲しいね。」
「まぁ、な。」
「ねぇ、これからどうしたらいいの?」
「黒蓮が完全に力取り戻す前に、もう一度封印するしかないんじゃないか?それには氷凛をどうにかしないといけないけどな。」
「助けられないかな、、2人とも。」
「氷凛を黒蓮から離せたとしても、黒蓮はもう難しいと思うぞ?」
「そう、、。」
「さっ!話すことは話しましたしお昼でも食べて元気出してきなさい。」
(これ以上は話しては行けないわ。きっと無理して助けようとするから。)
ぐいぐい
「えっ?」
「ちょっ、、??」
「僕もですかっ!?」
海霧先生が急に凍弥達を保健室から押し出す。
ぴしゃりとドアが閉まる。
(黒蓮、きっときっと方法を見つけて、、、でも、、もし先に妖精で無くなってしまったら、、うぅ、、。)
耳を澄ませるとすすり泣く声がする。
「、、、よし、食堂行こうぜ。」
「あ、中に白藍ちゃんが、、」
「まだ眠ったばかりですし、まだ大丈夫ですよ。」
「うー、、ん、、そうだね。」
3人は食堂へ向かって歩き始めた。
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