☆うさねこ☆
18.過去と真相③
「みゃーにぃにー。」
たたたっと、凍弥に向かって走りだす。
「おっおかえり。風呂も入って来たのか良かったな。」
ぽふっと頭を撫でてやる。
「みゃっ」
こくんっと頷く。
海霧先生が簡単に結果を伝える。
「名前は白藍ちゃん、水晶は白色で聖の属性、生まれたばかりにしては珍しい1センチの大きさで、強い浄化の力を秘めているわ。」
「ここに来て早速、水晶も精霊樹も浄化したわけだしな。」
「そうですね。ところで何の話をしていたんですか?」
「あぁ、翔夜の戻った記憶の話をしていたんだ。」
「あの、黒蓮という妖精のこと、知っていませんか?」
翔夜の言葉に海霧先生の表情がくもる。
「えぇ、知っています。同期生でしたから。」
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