☆うさねこ☆

ずんだもち

16.花火祭り③


「普通も何も、魔法使ったのは分かるんだ!初めっから見えていたんだろ!ずっと感じてた嫌な視線はお前か!フゥゥシャァァァ!」
威嚇をする凍弥。
「えっ、、。」
ミサキはショックで固まっている。
「さすがっ、一回使っただけなのに良く分かったね。そうだよ、転校する前から見てたよクススッ」

「ちっ。何が目的だ!」
「そうねー。おばさまの願いを叶える為に邪魔者の排除かしら。『アイスロック』」
ぱひゅんっ
再び小さな氷塊が発射され、ミサキの足元の地面に当たる。
「おいっ固まってる場合じゃねぇぞ!」
「クススッ『アイスロック・レイン』」
『シルドレイス』
バラバラバラバラバラ、、
氷の盾の上にどんどん積もって行く。
(くっ重たい、、、)
徐々に盾が下がってくる。
「クススッ『アイスロック』」
ぱひゅんっ
「ぐぅっ」
がくんっと盾も下がる。
「くそー、、ミサキごめんっ!」
がぶっ
指を噛んだ。
「っ!痛い、、」
「いつまでもボーッとしてるな!今は逃げるぞ!走れ!」
「、、う、うん。」
走って逃げようとする。



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