☆うさねこ☆
11.魔法基礎学
妖精界の保健室の魔電話から出る。
「おはようございます。」 
海霧先生が椅子に座ったまま挨拶する。
「「おはようございます」」
「今日は一日私が担当になります、よろしくお願います。」
「はい、よろしくお願います。」
「では今日は魔法について基礎からやりましょう。」
椅子とミニ黒板を出すと授業を始める。
「魔法は、心の中に思い浮かべるイメージや頭の中に思い描く想像を使い、形を変えたり、何も無いところから出現させたり様々な事が出来ます。」
ミニ黒板にさらさらと書き始める。
魔法水晶玉の大きさ
約6ミリ、初位
約3センチ以上、下位
約10センチ以上、中位
約15センチ以上、上位
約20センチ以上 、天位
「さて、まずは魔法を使うためのアイテム、魔法水晶玉について。
生まれたばかりの時は4から6ミリくらいの小さな水晶で、勾玉のような形をしています。
呪文による力は使えないですが、感情的に魔力を放出する事があるので注意が必要です。」
(まぁ赤ちゃんだものね。)
うんうんと話を聞いている。
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