☆うさねこ☆

ずんだもち

7.特別授業⑥


「さて、パートナーについて話しましょう。」
人間から妖精へ矢印を書く。
「妖精を受け入れ、良い関係、友達になると、妖精の水晶からブレスレットが生まれます。」
「これですね?」
「えぇ、それは2人を繋ぐ大事なもので、その妖精の魔力の一部でもあります。
妖精の魔力は人間に分けた分、一時的に弱くなりますが、自然と元に戻ります。
凍弥が熱酔いしたのはそのせいもあってのことでしょう。」
「なるほどなぁー。」

「また分かれた魔力は元の水晶と同じです。人間の心や、成長により、妖精と同じように魔力も上がり、魔法も上手く使えるようになるはずです。
魔法体育では、助けたい想いで、暴発でありながらも、強い力を使いましたね。」
「もしかして、あの火が凍ったのは、、」
「その通り、あなたの力ですよ。そして、その成長の証にブレスレットの玉も増えましたね。喜ばしい事です。」
「あ、はぁ、、ありがとうございます。」
「さて、ミサキさん、パートナーとなった貴方にお願いがあります。」
「はい。」
「凍弥の助けとなり、良い方へ導いてください。」
「はい!」
「そして凍弥、ミサキさんは妖精である貴方を受け入れパートナーとなり、まだ弱いですが魔力も持ちました。
これからも度々学校へ通いながら魔法も学ぶでしょう。
他の妖精や、危険から守り、仲良くするのですよ。」
「おう、まかせとけ!」
「ふふっ良い返事です。では、今日の授業はこのくらいにしておきましょう。
最後に、パートナーとなった2人へ、お祝いを。」

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