☆うさねこ☆
5.妖精界⑤
校門前に現れた途端、
ザワザワ、、ザワザワ、、
人間だ、人間だ、、
他の妖精からの視線が集まる。
妖精の姿のミサキと凍弥は早速目立っている。
「ねぇ、大丈夫なの?」
小声で話しかける。
「気にするな、行くぞ。」
凍弥はミサキの手を引いてスタスタと一年教室へ向かう。
教室前には鐘華先生が凍弥たちを待っていた。
「おっ鐘華先生だ。おーい、きたぞー。」
凍弥が声をかけると鐘華先生が気付いた。
「おはようございます。
あなたが人間のミサキさんね?初めまして、一学年の担任、鐘華ですわ。」
「あ、はっ初めまして。よろしくお願いします。」
ぺこりっ
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