☆うさねこ☆
4.実習失敗③
「まって!」
がばっ「うぉあっ!?」
凍弥を水晶ごと両手で捕まえる。
キィィィィッン、、、カッ!!
水晶はかつてないほどの強さで光り出す。
光はあっという間に2人を飲み込んだ。
光を見た土竜先生の糸目は珍しく、まんまるに見開いていた。
「急になにする、、ん、、あれ?」
「、、、ん?」
真っ白な空間にポツンと2人が向き合っていた。
水晶玉はその2人の真ん中に浮くと大と小の2つに分かれ、大は凍弥に、小は女の子の左手首へ行くと、小水晶を中心に細い糸状の光がくるりと一周し、ブレスレットとなった。
きょとんっとしていると、光はすぐにおさまっていった。
ほんの数秒の出来事がゆっくりに感じた。
光がおさまり、すっかり元の風景に戻る頃には土竜先生はすでに糸目に戻っていた。
「い、一体何が起きたんだ?」
「さぁ、、、」
まだ、2人はきょとんとしている。
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コメント
鬼怒川 ますず
どうもTwitterの瀬木御 ゆうやです。
ご拝読させていただきました。
話の構成や表現はよく、アイディアやキャラクターに個性があって作品としては非常に良いです。
しかし、少し心理描写が少なくてハテナが浮かぶのが多々あり。
短文連載の難点ではありますが、ここからより一層筆が冴え渡る点が随所に見えます。今後も連載を続けることで磨かれると思います。
これからの展開などに期待です!