☆うさねこ☆
0.妖精がやって来た
【人間界上空】
ぽぅっと小さな光があらわれ、1匹の妖精が出てくる。
「ふぅん、ここが人間界か。」
水色の水晶玉に乗った凍弥が、空から街をつまらなそうに見下ろしている。
「はぁ、人間にバレずに魔法を使って良い事をするなんて、実習とは言え面倒いなぁ。そもそも俺はイタズラの方が得意だってのに。」
と、凍弥は地面にある水たまりと、近くを歩いて来る人間に目をつけた。
『アイフリードゥ』
凍弥が呪文を唱えると、ピキッパキッと一瞬でその水たまりは凍り、つるっずてんっと、その人間は転んでしまった。
「くすくす、やっぱイタズラはおもしれぇや。」
凍弥がその様子をみて笑っていると、荷物から1枚のカードが光り出し、目の前で-2と点数が付けられた。
「うげっ、しまった。」
凍弥は慌ててカードを荷物に戻す、が、
「なっはははー。見たぞーさっそくマイナスくらってらぁ。」
「ちっ、炎牙か、まだいたのかよ。」
赤い水晶玉に乗った炎牙が後ろからすぃっと凍弥の前へやってきた。
「邪魔してやろうかと後ろを着いて来てたが、そんな必要無かったようだな。」
と、炎牙はニヤリと笑う。
「へっ、こんなもんすぐに取り返して先に妖精界に帰ってやらぁ!」
凍弥はムッとして言い返す。
「落第の間違いじゃねぇのかー?じゃっお先にー。」
炎牙は笑いながら先に下へ降りていった。
「あ!くそっ先越されてたまるか!」
凍弥も炎牙とは別の方向に向かいながら下へ降りていく。
ぽぅっと小さな光があらわれ、1匹の妖精が出てくる。
「ふぅん、ここが人間界か。」
水色の水晶玉に乗った凍弥が、空から街をつまらなそうに見下ろしている。
「はぁ、人間にバレずに魔法を使って良い事をするなんて、実習とは言え面倒いなぁ。そもそも俺はイタズラの方が得意だってのに。」
と、凍弥は地面にある水たまりと、近くを歩いて来る人間に目をつけた。
『アイフリードゥ』
凍弥が呪文を唱えると、ピキッパキッと一瞬でその水たまりは凍り、つるっずてんっと、その人間は転んでしまった。
「くすくす、やっぱイタズラはおもしれぇや。」
凍弥がその様子をみて笑っていると、荷物から1枚のカードが光り出し、目の前で-2と点数が付けられた。
「うげっ、しまった。」
凍弥は慌ててカードを荷物に戻す、が、
「なっはははー。見たぞーさっそくマイナスくらってらぁ。」
「ちっ、炎牙か、まだいたのかよ。」
赤い水晶玉に乗った炎牙が後ろからすぃっと凍弥の前へやってきた。
「邪魔してやろうかと後ろを着いて来てたが、そんな必要無かったようだな。」
と、炎牙はニヤリと笑う。
「へっ、こんなもんすぐに取り返して先に妖精界に帰ってやらぁ!」
凍弥はムッとして言い返す。
「落第の間違いじゃねぇのかー?じゃっお先にー。」
炎牙は笑いながら先に下へ降りていった。
「あ!くそっ先越されてたまるか!」
凍弥も炎牙とは別の方向に向かいながら下へ降りていく。
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