転移してのんびり異世界ライフを楽しみます。

深谷シロ

10ページ目「ゆえに僕は相見える」

◆◆◆◆◇ステータス◇◆◆◆◆

神代拓人

種族:人間、魔族
年齢:8歳
性別:男
職業:冒険者(青色)

レベル:85
HP:105000/105000
MP:150000/150000

称号:
氷竜王が認める者
魔神に気に入られる者
魔導神の保護

スキル:
情報(固有)- レベル10
万能(固有)- レベル10
翻訳(特別)- レベル10
├竜言語(通常)- レベル10
└魔族言語(通常)- レベル10
魔族召喚(特別)- レベル10
魔族使役(特別)- レベル10
眷属化(特別)- レベル10
魔族化(特別)- レベル10
精神干渉(特別)- レベル10
魔力操作(特別)- レベル10
無詠唱(特別)- レベル10
全属性強化(特別)- レベル10
保有地管理(通常)- レベル6
収納(通常)- レベル7
変幻自在(通常)- レベル5
氷属性強化(通常)- レベル1
闇属性強化(通常)- レベル10
無属性強化(通常)- レベル10

加護:
転生神の加護
魔導神の加護
魔神の加護
氷竜王の加護

パーティメンバー:
リル

保有地:
刃蟻の根城
ブレイリルザードダンジョン
街道盗賊のアジト

◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆

 僕はハーメリアルの外にいた。ギルドの依頼である。既に街へ着いてから、1週間が経過しているが出発していない。どうやらこの街の貴族に何やら裏があるそうなのだが、それを調査する為に留まるらしい。別に僕には関係ないが。王都へ辿り着けばどうでもなる。

 僕はリルと一緒にギルドの依頼に行くことにした。リルは魔法の素質が当然あるため、僕の魔法を見てもらおうと思ったのだ。しかし、それは自慢したいからではない。リルから使った魔法の原理を教えてもらい、より魔力を消費しないオリジナル魔法を作りたいと思ったからである。

 僕は買った本の中でオリジナルの魔法についても調べたが、あまり良い評価はされていなかった。大魔法使いと称される者しか作れないからだ。どの研究家が研究してもオリジナル魔法を作れないのだ。僕としてはその理由が魔法という概念を正確に理解しいるかどうかにあると思っている。

 この世界の人々は当然、魔法はこの世に存在している、と思っている。まあ、外れてはいない。だが、魔法は使

 空気中に存在している魔素を魔法にエネルギー変換することによって、魔法を発生させる。仮に名付けるなら〈魔法エネルギー〉だろう。当然、〈魔法エネルギー〉にもエネルギー変換効率は適用される。

 魔素を魔法へ変換する際に出る余剰エネルギーの代わりに消費されるのが〈魔力〉だ。逆に魔素が足りない場合にも〈魔力〉を消費することになる。上位の魔法になればなるほど、エネルギー変換効率が低くなる。要するに必要な〈魔力〉が増えるのだ。そういう理由から強い魔法には多くの魔力が必要になるのだ。

 さて、ここからが本題であるオリジナル魔法だが、正直多くの研究家が研究してきたように僕にも作り方が分からない。この原理が分かった所でオリジナルの魔法がすぐに使える訳では無いのだ。まだまだ先が長そうだ。

 それはそうと、今日はギルドの依頼があるんだった。

「リル、着いたよ。」
「……ここ?」

 僕達が着いたのは森の奥に佇む屋敷である。依頼内容は退ことだ。こちらでも幽霊って信じる人いたんだな。因みに僕は信じない派だ。

 リルが僕の服の袖を引っ張った。どうやら幽霊が怖いらしい。

「依頼を断る?」
「……いや、大丈夫。」
「本当に……?」
「……うん。」

 リルの勇気を無碍にするつもりはない。さて、行くとしようか。

「じゃあ、行こうか。」
「う、うん……。」

 なんか今日のリルは可愛いな。思わず笑みが零れそうだ。

 僕とリルは屋敷に入った。扉を押すとギギィーという音がする。その音にリルが驚き、服の袖を引っ張る力が強くなった。大丈夫かな……?

 ここで止まってはリルがさらに怯えるだろう。手早く終わらせるとしよう。幽霊を捕まえる・幽霊と間違えられた生物の一部を持ってくるがクリア条件だが、出なかったらどうなるのだろう。……その時は断るとしよう。リルの努力は無駄になるけど仕方ないね。謝るとしよう。

 まず、無属性の魔法である【惹き付けアトラクト】を使用してみた。この魔法は指定した空間座標内にいる全生物を引き寄せる魔法だ。レベルアップしたい者に役に立つ魔法だ。

 ………………反応なしか。幽霊だからかスキル持ちかどちらかだろうな。もしかしたら人間の可能性もあるからな……。ここから手当り次第に探しても意味が無い気がする。を使うか。〈情報〉スキルを発動する。保有者の位置情報を表示。結果が空中に投影された。

『深森の屋敷の保有者は『森姫』エレナです。位置は神代拓人の後方1mです。』

 勢いよく振り返るとそこには1人の女性がいた。1秒前まではいなかった。

「君は……『森姫』エレナ?」
「そうよ。私はこの森を守る姫のエレナ。」

 エレナを名乗る女性は森人エルフ族であった。本来、エルフは森の主である。このエルフもその1人だ。話をつけるとするか。

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