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織稚影願

魔術と陰陽術、錬金術との関係性~ソロモンを踏まえて~魔術は本当に使えるのか?

魔法とは。
それは現代の人が使うことの出来ないと言われている超常現象の一種である。
基本、魔法使用時には「魔力」と呼ばれるものを使用すると言われている。
ただ、今の人間に魔力があるかどうかと言われると、我々ただの人間には分からない。
わかると言えば、俗に言う「魔法使い」や「魔女」と呼ばれる、魔法を使える人間ぐらいである。
しかしその魔法使いや魔女と言った類のものがいるという話も聞いたことがない。
そもそも魔法とは、一体何を元にして作られたのか。
その起源は、イスラエルの国の第3代の王様である「ソロモン」が使っていたと言われている。
ソロモンのみならず、ダビデも使っていたという記録も残っているらしい。
記録の実物を見たことはないが、ダビデやソロモンの頃にあった、軍人につけられたと言われている紋章は今の魔法陣と酷似している。
では、その紋章と魔法陣について見て見ることにする。

「ソロモンの紋章」と呼ばれるその紋章は、「八芒星」で、星の周りに円で囲まれている。
円は二重円で、その二つの円の間には、当時のイスラエルの国語だろうか、文字が書かれている。
一方魔法陣の方は、「六芒星」を主体とし、八芒星などもある。その陣は、星の周りに円があり、その円も二重円である。さらには、その円の中に文字もある。その文字の種類や書く順番によって魔法の種類を決めていたらしい。

なるほど、確かに「ソロモンの紋章」と魔法陣は酷似しすぎているとも言える。
さらにソロモンには、「ソロモン72柱ななじゅうふたはしら」という、ソロモンの眷属たちがいたと言われている。その全てが魔物や精霊の類で、その72柱の魔物達のことを「ジン」と呼んだらしい。
ジンの由来は神から来ているらしいが、そもそもどうやってその72柱に会うことが出来たのか。
ここからは想像でしかないが、おそらくソロモンは魔法を使い72体の魔物達を召喚し、契約したと思われる。
その際に使用した陣が「ソロモンの紋章」だったのではないだろうか。
それならば魔法陣との関わりも納得がいく。
では、魔法は使えるのだろうか?
しかしそれはほぼ不可能のように思われる。
「魔力」の有無も重要だし、まず魔法陣の書き方をほぼ知らない。
それは仕方が無いことではあるが、しかしそれでも諦めるには早いものがある。
実在したと言われているもので、魔法に似ているものがある。「陰陽術」と「錬金術」である。
両方共、見た目ばかりは魔法に似ていて、使用法も似ている。
ではその三つについて、比べてみよう。

まずは魔法について見てみる。
魔法は先程言ったような魔法陣を描き、「呪文詠唱」を行うことによって使用できるとされる。現代のゲームや小説などでは、魔法陣を描かなくとも使用できたり、詠唱せずとも使用できる場合があるが、基本的には両方使用するのが理想的らしい。
次に、陰陽術を見てみる。
陰陽術では六芒星は使わない。全然違うではないか、と思った人もいるだろう。陰陽術で使うものは六芒星ではなく、「五芒星」である。現代の人が描く、五角形からなる「星」の形といえばわかりやすいだろうか。五芒星に一重円を書き、その後に「祝詞のりと」を発する。祝詞と言うと、神社の人などが使うイメージがあるが、陰陽術に使用する祝詞は有名も有名な言葉である。
「祓い(払い)給え、浄め(清め)給え」や「急急如律令きゅうきゅうにょりつりょう」など、よく聞く言葉ばかりである。
それは魔法における呪文詠唱に近く、起源は同じだと思われる。
では最後に、錬金術について見てみる。
錬金術とは、金や鉄など、物質から他の物質に変換する術である。
「鋼の錬金術師」を見てわかるように、ロイ・マスタング大佐の手にある手袋や、最後に、エドワード・エルリックが書いた陣、人体錬成時に使用していた陣などは全て六芒星である。
また、中には詠唱をして錬成をした錬金術師もいたらしく、そこは魔法と似ている。

ここから分かるように、この三つはここまで酷似しているのである。
そして、陰陽術に至っては、「安倍晴明」を始めとし、現代では安倍晴明の子孫である「第27代安倍家水の家系当主・安倍成道」がいる。安倍成道曰く現代でも陰陽術は使われているようだ。
つまり実際魔法もあったのではないかと思える。
また、過去にはこんな事例もある。
中世ヨーロッパにて、「魔女狩り」と呼ばれる事件が起こった。また、フランスなどでも、子供が夜にお喋りをしていると、「サバト」と勘違いされ、魔女狩りが起こったという伝記もある。実際、その子供たちはサバトサークルに参加しており、魔女がその中にいたとも言われている。また、アメリカや中世ヨーロッパの魔女狩りの後には、「魔女裁判」なるものが行われた事例もある。その加害者は魔女であり、殺人を犯したという話である。
その結果、魔女狩りや魔女裁判の被害に遭ったものは全員、火炙りの刑を執行されたという。
そしてその際、さらに事件が起こった。
燃やしたはずの場所に、骨すらも残っていなかったのである。それは、魔法を使用して逃げた、という説がある。

このように、魔法とは錬金術や陰陽術と深い関係があったことが分かる。
また、実在した例もあるため、使用していた可能性もある。

結論から言うと、魔法は使えなくもない。だが、魔力が本当にあれば、の話ではあるが。
逆に考えれば、魔力さえあれば誰でも魔法を使うことが出来るだろう、ということである。
どちらにせよ、小説のネタには使えるので、とても我々に優しいことである。

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