路地裏最強は異能力者学園へ
林間合宿
「皆さんの知っているように、来週から林間合宿があります。2週間というあいだずっと無人島で生活しなければならないので今からでもサバイバルをできるように覚えておきましょう。」
え?俺知らないんですけど
「皆さんが帰ってきて三日後には体育祭が始まりますので、体力を残すよう気をつけましょう。」
それってなかなかハードスケジュール何じゃないのか?
「楽しみだね!」
こいつはいつも呑気だな
「何呑気なこといってんの、かなりハードなんだからね!」
「お前はわかっていたのか、黒鉄」
「私をこいつと一緒にしないでくれるかしら」
「こいつってボクのこと!?ひどいよ美琴ちゃん!」
「呑気なあなたが悪い」
「そんな〜」
「そこ、喋らない」
「「はい」」
「月野くん、返事は?」
「へいへい」
「はいと言いなさい、そして1度だけです」
「はい」
面倒な人だ、それぐらいどうということでもないだろうに
「島はクラスによって違います。また林間学校も含めてのことなので、他校の生徒がいます。島全体に武道館と同じシステムが作動してるので、殺してしまっても船に戻るだけなので安心してください」
来週からなのにもうそんなことを言うのか
色々と準備しとかないとな
「ねぇねぇ!ケイくん!水着!水着いるかな!」
はぁ、こいつは旅行気分なのか
「大丈夫だ晴、お前にはそんなもんいらねぇよ。つけるほど胸ねぇだろ」
「あるよ!少しはあるよ!つける程はあるよちゃんと!!」
「あと、そんな旅行気分で行ってもいいのか?」
「大丈夫です。他校の生徒との戦いはただプラス点があるだけなので、無理にやらなくても問題はありません」
「だ、そうだよ」
桂花さん、そこは騒いだことに注意してくれ
「ふふーん、楽しみだなー」
こいつなら野生の勘とかで大丈夫かもな
「ねぇ、水着買いに行こうよ美琴ちゃん」
「はぁ、あなたはいつも呑気ね、いいわよ、行きましょう」
「やったぁ!」
晴の声が1番大きいだけで、周りも楽しみに話し始めている
「はぁ、なんとかなるか……」
__________________________________________
1週間後
「うーみだああ!!」
到着早々、晴が騒ぎ始める
「うるせえ見りゃわかる、少しは落ち着け」
「ぶぅ、早く着替えて泳ごうよ!」
お前は旅行としか考えてねぇだろ
「その前に、役割を決めます」
「役割?」
「はい、これはちゃんと決めとかないといけませんからね」
桂花さんはいつものスーツ服でビシッとキメているが熱くはないのだろうか
「役割と言っても単純なものです。誰がリーダーとして引っ張るか、風紀を乱さないための風紀委員を決める程度です。」
「なら、焔がいいと思いまーす。」
ある一人の生徒が言い出し、そのほかのクラスメイトも賛同し始める
彼の名は、蒼井 焔このDクラスでは成績上位をもち、クラスメイトからかなりの支持を持っているDクラスの中心的存在、能力は【蒼焔】
そして最初に焔を指名した生徒は、明石 萃香
こちらもDクラス上位的存在、なんでも蒼井と付き合っているとか
能力は【激水】
「では、クラスリーダーを蒼井くんにしてもらいます。次に風紀委員ですが…」
「それも、焔でいいと思いまーす」
「いえ、これは月野君にしてもらおうと思います。」
「「「「え?」」」」
なぜに俺?
クラス全員の意見が一致したようだ
「月野は適任じゃないと思うんですけど」
「いえ、私は適任だと思います。」
「な、何故ですか」
「彼はこのクラスでの友好的な者は2人しかおらず、誰にでも容赦なく判決できるからです。」
それって単に友達作り損ねたやつと聞こえるのは気のせいだろうか
「ちょっと待ってなんで私も入ってるの?」
「まぁそういう理由ならやってもいいぞ」
「いや、それでも………」
「ちょっと無視しないで」
黒鉄、少し待て、後で話聞いてやる
 このままグダグダ話し合いを続けるのは面倒だな
「じゃあ俺はお前らに干渉しねぇよ、お前らが採ったものはお前らのもの、俺が採ったものは俺のものってことで、それで分ければいいだろ」
しばらくの沈黙が続く
そしてようやく蒼井が言葉にする
「いいだろう、そのとおりにしよう、その代わり本当に何もやらないからな」
「あぁそれでいい」
「ねぇ、ケイくん、ボクも一緒に行ってもいい?」
「別に問題はねぇな」
「やったぁ!」
「はぁ、あなた達だけじゃ心配だから私もついていくわ」
「ちょ、君達はそれでいいのかい!?」
「うん、別に問題がある訳でもないし」
「私達二人が抜けたところで大したデメリットもないでしょ」
「いや、それは……」
「ねぇ、焔、別にいいんじゃない?2人はあっちに行きたいって言ってるし」
「う、うん、分かったいいよ」
「ですが月野君、仕事はちゃんとやってくださいね」
「わかってますよ」
「よろしい、では皆さん、健闘を祈ります」
桂花さんはそう言い残し、船に戻って行った
まさかの初日で2チームに別れるという、あまり喜ばしくないスタートでDクラスははじまった
え?俺知らないんですけど
「皆さんが帰ってきて三日後には体育祭が始まりますので、体力を残すよう気をつけましょう。」
それってなかなかハードスケジュール何じゃないのか?
「楽しみだね!」
こいつはいつも呑気だな
「何呑気なこといってんの、かなりハードなんだからね!」
「お前はわかっていたのか、黒鉄」
「私をこいつと一緒にしないでくれるかしら」
「こいつってボクのこと!?ひどいよ美琴ちゃん!」
「呑気なあなたが悪い」
「そんな〜」
「そこ、喋らない」
「「はい」」
「月野くん、返事は?」
「へいへい」
「はいと言いなさい、そして1度だけです」
「はい」
面倒な人だ、それぐらいどうということでもないだろうに
「島はクラスによって違います。また林間学校も含めてのことなので、他校の生徒がいます。島全体に武道館と同じシステムが作動してるので、殺してしまっても船に戻るだけなので安心してください」
来週からなのにもうそんなことを言うのか
色々と準備しとかないとな
「ねぇねぇ!ケイくん!水着!水着いるかな!」
はぁ、こいつは旅行気分なのか
「大丈夫だ晴、お前にはそんなもんいらねぇよ。つけるほど胸ねぇだろ」
「あるよ!少しはあるよ!つける程はあるよちゃんと!!」
「あと、そんな旅行気分で行ってもいいのか?」
「大丈夫です。他校の生徒との戦いはただプラス点があるだけなので、無理にやらなくても問題はありません」
「だ、そうだよ」
桂花さん、そこは騒いだことに注意してくれ
「ふふーん、楽しみだなー」
こいつなら野生の勘とかで大丈夫かもな
「ねぇ、水着買いに行こうよ美琴ちゃん」
「はぁ、あなたはいつも呑気ね、いいわよ、行きましょう」
「やったぁ!」
晴の声が1番大きいだけで、周りも楽しみに話し始めている
「はぁ、なんとかなるか……」
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1週間後
「うーみだああ!!」
到着早々、晴が騒ぎ始める
「うるせえ見りゃわかる、少しは落ち着け」
「ぶぅ、早く着替えて泳ごうよ!」
お前は旅行としか考えてねぇだろ
「その前に、役割を決めます」
「役割?」
「はい、これはちゃんと決めとかないといけませんからね」
桂花さんはいつものスーツ服でビシッとキメているが熱くはないのだろうか
「役割と言っても単純なものです。誰がリーダーとして引っ張るか、風紀を乱さないための風紀委員を決める程度です。」
「なら、焔がいいと思いまーす。」
ある一人の生徒が言い出し、そのほかのクラスメイトも賛同し始める
彼の名は、蒼井 焔このDクラスでは成績上位をもち、クラスメイトからかなりの支持を持っているDクラスの中心的存在、能力は【蒼焔】
そして最初に焔を指名した生徒は、明石 萃香
こちらもDクラス上位的存在、なんでも蒼井と付き合っているとか
能力は【激水】
「では、クラスリーダーを蒼井くんにしてもらいます。次に風紀委員ですが…」
「それも、焔でいいと思いまーす」
「いえ、これは月野君にしてもらおうと思います。」
「「「「え?」」」」
なぜに俺?
クラス全員の意見が一致したようだ
「月野は適任じゃないと思うんですけど」
「いえ、私は適任だと思います。」
「な、何故ですか」
「彼はこのクラスでの友好的な者は2人しかおらず、誰にでも容赦なく判決できるからです。」
それって単に友達作り損ねたやつと聞こえるのは気のせいだろうか
「ちょっと待ってなんで私も入ってるの?」
「まぁそういう理由ならやってもいいぞ」
「いや、それでも………」
「ちょっと無視しないで」
黒鉄、少し待て、後で話聞いてやる
 このままグダグダ話し合いを続けるのは面倒だな
「じゃあ俺はお前らに干渉しねぇよ、お前らが採ったものはお前らのもの、俺が採ったものは俺のものってことで、それで分ければいいだろ」
しばらくの沈黙が続く
そしてようやく蒼井が言葉にする
「いいだろう、そのとおりにしよう、その代わり本当に何もやらないからな」
「あぁそれでいい」
「ねぇ、ケイくん、ボクも一緒に行ってもいい?」
「別に問題はねぇな」
「やったぁ!」
「はぁ、あなた達だけじゃ心配だから私もついていくわ」
「ちょ、君達はそれでいいのかい!?」
「うん、別に問題がある訳でもないし」
「私達二人が抜けたところで大したデメリットもないでしょ」
「いや、それは……」
「ねぇ、焔、別にいいんじゃない?2人はあっちに行きたいって言ってるし」
「う、うん、分かったいいよ」
「ですが月野君、仕事はちゃんとやってくださいね」
「わかってますよ」
「よろしい、では皆さん、健闘を祈ります」
桂花さんはそう言い残し、船に戻って行った
まさかの初日で2チームに別れるという、あまり喜ばしくないスタートでDクラスははじまった
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コメント
ねむねむ音夢乃
めっちゃ面白いです!
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