路地裏最強は異能力者学園へ

KOGARASI

保険室

保健室へは【影渡り】ですぐについた

「あら、どうかしたの?」

そして保険教員がすぐに気づき こちらに反応する

「こいつを見てやれ、以上だ」

「ちょっとちょっと…」

早々に帰ろうとした俺の腕を晴が掴んで止める

「ケイくんも怪我してるでしょ!帰らずに見てもらう!」

「はいはい…」

別にこの程度の怪我でワーワー騒ぐことでもないのにな

「あなたは首にひびが入ってる訳でもないし、一応大丈夫よ、これから気をつけなさいね、次にあなたなんだけど…………完全に炭化してるわね。こうなったら現代科学じゃあ回復するのは不可能よ」

「そ、…そんな………」

なんでお前は俺より落ち込んでんだ

「まぁまぁ、そんな落ち込まずにね。現代科学じゃ無理だけど私の能力なら出来るわよ」

「本当ですか!」

だからなんでお前は俺より喜んでんだよ

だか、既に炭化した状態でも直せるということはもっと前についた傷も治るのか?

「はぁ〜、良かったね!ケイくん!」

「ん?あ、あぁ」

「どうしたの?」

「別に、考え事をしていただけだ。おい、保険教員、もっと前についた傷でも治るのか?」

「治るわよ、でも切り傷とかは時間が立ちすぎると脳がこれが正常だって決めつけるから無理よ。あと私の名前は川内 治夜愛かわうち ちよめで能力は『活性化』よ」

「そうか……まぁいい、やってくれ」

俺は腕を突き出し、川内も腕を手に取りハンカチを渡してくる

「これはなんだ」

「何ってハンカチよ?」

「そんなことは知っている。何に使うんだ?」

「これを噛んどいてね、私の能力は活性化させるから激痛を伴うのよ、舌を噛んだらいけないから」

「あぁ、そうか」

言われた通りにハンカチを口に含む

「じゃあいくわよ」

川内の手が薄く発光し傷元に手を置く
すると次第に皮膚が剥がれていく

しかし、激痛は来ない
いつ来るのかと思っていると少しばかり傷元がピリピリしてきた

これが激痛か?

「大丈夫かしら?もう既にかなりの激痛のはずだけど」

これが激痛だった
俺はハンカチを取る

「そこまで痛くないぞ」

「え?そんなはずは……」

「まぁ続けてくれ」

「え、えぇ」

何故俺にはこの程度の痛覚しかないんだ?
路地裏で戦っている時に頭を殴られたことはかなりある
それで痛覚がまひしたか?
ならありがたいものだな

「終わったわよ」

「ん?あぁ分かった」

さて帰るかと思っていると

ピンポーンパンポーン

『えぇー、一年Dクラス月野影君理事長室へ来てください。一年Dクラス月野影君理事長室へ来てください。』

「えっとケイくん……」

「なんだまだいたのか」

「いたよ!ずっといたよ!如月さん達と一緒にいたよ!」

「なんだお前らもいたのか」

「えぇ、一応妹がやった事だし謝らないと、ほら、朱音」

「………すみませんでした」

「本当にごめんなさい」

「いや別に気にしてないぞ」

「そう言ってくれるのは嬉しいけど」

「本当だ、俺は別に怒ってはいない。だがあれはダメだな、奇襲をしたのに炎が遅すぎるあれならすぐに逃げられて奇襲の意味が無いぞ」

如月達はポカンと口を開け絶句している

「じゃあ俺、理事長室に行くから」

「え、えっとボクも」

「お前は先に帰っとけ」

「え?でも……」

「そんな遅くなることはないと思うが飯作って待っててくれ」

「ーっ!うん!期待しててね!」

言うやいなや足を【獣化】させて全力で帰っていった

やがて晴は見えなくなってしまった

「あら?仲いいのね。あなたの噂は悪いものばかりだから一緒にいる子はどんな人かと思ったのだけどいい子じゃない」

「まぁな、あいつは良い奴だよ、俺の性格を知っても嫌わないし避けない、って言うか何故か俺に好意抱いちゃってるし」

「あら、気づいてたの?」

「そりゃあな、だからすぐに帰らせることが出来た」

「乙女心を弄ぶなんて最低ね」

「ふん、褒め言葉だ」

「あ、あのー」

「なんだまだいたのか」

このセリフさっきも言ったぞ
どんだけいるんだよ

「お前らさっさと帰れよ」

「あ、はい」

如月姉妹はすごすごと帰る
その帰り際に

「あの、最後にいいですか?」

「あ?あぁいいぞ」

こいつらすげぇ物腰低くなったな
敬語になってるし

「なんでその考えになったんですか?」

「うーん…………単純に強くなりたいから」

「?どういうことですか?」

「最後じゃなかったのかよ…まぁいいけど、相手でも自分でも悪かったことを確認し、それをしないように自分で考える。まぁ知識があれば負けることが勝つことになるただそれだけだ」

「……わかりました。自分でも考えてみます」

終始如月姉しか喋らなかったな
まぁいいか

「じゃあな川内保険教員」

「ふふ川内先生でいいわよ」

【影渡り】
返事は返さず理事長室に向かった


_______________________________________________
理事長室


「あぁやっと来た」

「で?何の用だ」

渡った先にはいかにも高そうな机と椅子
威厳たっぷりの姿勢でこちらを見ている理事長がいた

「君に新たな司令だよ」

「司令じゃなくて依頼と言え、お前と契約したつもりは無いぞ」

「何を言うか、もう契約したようなものじゃないか」

「はぁ、依頼内容は」

「依頼内容は……………如月姉妹と獣山林君の指導…つまりあの子達の師匠になりなさい」

「………………は?」


「路地裏最強は異能力者学園へ 」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • KOGARASI

    すみません、
    これからはもう少し投稿を早くしていきます

    0
  • うみたけ

    久しぶりを投稿ウレシイウレシイ((o(*>ω<*)o))

    0
コメントを書く