異能と異能が織りなす学園へようこそ…
異能開花…
誰が分かるのだろうか…
いつも通りに朝起きて家族におはようって言って支度をして学校に行く、そしていつも通り暇で眠い授業を受けまた支度をし、帰る…そんな普通であり幸せであるこの日々が突然に壊れることを…
「あぁ…うん、俺家ついたから切るぞ…うん、じゃあまた…」
パタン
ガチャ…
「ただいま……母さん?居ないの?」
俺はリビングに繋がる扉に手をかけた…
ネチョ…
「え?…これは、血?…」
バタン!
「…うっ!」
リビングに俺が入ると血独特の匂いが押し寄せてきた…
そしてリビングは血の海となりよく見ると人が数人倒れていた…
「か、母さん?…父さんにゆう兄、雪…な、なんで……」
「ニシシッ!あーれ?まだいたの?…」
そういう男は片手に血がついて元の色が赤く変色しているナイフをみて、不敵な笑みを浮かべてる…
「誰だお前!お前が父さんを!母さんを!兄も、妹も殺したのか!」
「ニシシッ!!あぁそーだよ、まぁお前も死んで家族にあってこいよ!」
「出来るなら…でもお前が死ぬまでは死ねない!」
ドクン!
な、なんだ…この感じ…人の体内に入り込む感じ…俺はそこで光る棒を見つけた
「なんだ、これ…」
そう言って光る棒を握ってみた…
「異能解放…」
[喪神没落!]
「チッ!'異能'持ちかよ…殺りずれーな、だが俺の相手するなんて子供には早すぎるぜ?…ニシッ!」
キィィン!
「父さん…母さん…兄さん…ちはる…俺が敵を打つ!」
「ナイフは効かねーのか…お前の能力はなんだ?」
「落ちた神の能力…」
「神の能力だって?ニシシッ!」
「うるさい…死ね…」
ドン!
「1発殴っただけで死ねるわけ…!?」
グシャ!
「…」
「警察だ殺人容疑で逮捕する!」
今俺は悔しさや悲しさ、犯人を殺したのに晴れない不思議なモヤモヤ感がで満たされていた…
バン!
「聞いてるのか!」
「…」
「いつまでも黙秘をしてるつもりだ!!」
「…」
コンコン
ガチャ…
「ちょっと…」
「なんだ!」
ヒソヒソ
「はぁ…またか、分かった今連れてく…」
「…来たんですか?」
「お前やっと喋ったと思ったらあいつらが来たのか聞くってな〜…まぁお前の事守ってくれる奴らが来た」
「そう、ですか…」
「分かったらさっさと歩け…チッ毎回あいつら横取りしていきやがって」
カツーンカツーン…カツーンカツーン…
「やぁ!君が仁君だね?僕は琴也慎司…君を赤知学園に招待しに来た」
「赤知学園?」
「あぁ!君は"異能者"だからね!スカウトさ」
「はぁ…拒否権は?」
「もちろん…ないよ?ささ、車に乗ってくれ」
「はぁ…」
バタン…
車は動き出した…
「チッ死ぬんじゃねーぞ…」
俺は周りを見てみたが何処なのかすら分からない…どこかの街ではあるが目立つものがない…
「ここがどこか知りたいって顔だね!」
「まぁ…日本ってこと以外分かりませんから…」
「まぁ教えられるのは日本だけど日本じゃないってことかな?その他は後でわかるさ…」
「そうですか…」
その後は何も喋らず車が止まるのを待っていた…
「さぁついたよ?自分で降りてね」
「はい」
バタン…
「さぁ!ようこそ我が赤知学園へ!今日から君の学び舎であり家であり基地だ!」
「…基地?」
「あぁ君にはこれからここ赤知学園でいろんなことを学んでもらう…銃の使い方、剣術、柔術、話術…もちろん五教科などの勉強もだ」
「は?日本は銃なんて持ってたら違法だろ!?」
「まぁ"普通"ならね?」
「つまり普通じゃない…バックには国が関わってるのか…」
「そーいう事!物分かりよくて助かるねー!そう君の言う通りここは国によって保護されている国の暗部育成学園さ」
「…俺をその暗部とやらにさせるのか?」
「あぁもちろん!あと言っておくけどここは教科の単位と戦闘の単位が違って戦闘の単位は国による依頼や警察ができない捜し物とか探偵チックなことをして報告して単位を受け取るしかない…少なかったら留年だから注意してね」
「連れてこれたのに留年免除とかじゃ?」
「人生甘くないってことだねぇー」
「はぁ」
「はい!これ」
「…なんですかこの紙?」
「君のクラス!まだ4月だ学園も始まったばかりだからすぐに馴染めるさ」
「そうですか…」
「今日は寮に送っていくよ、また車に乗ってくれ」
「はい」
バタン
車は5分くらい走りある建物についた…
バタン
「ここが君が今日から住む赤知学園の寮…特別強い異能者用シークレット寮だ」
「なぜシークレット?」
「ここはパートナーと一緒に住める寮だからさ!」
「俺にもパートナーがいるのか?」
「いや、見つけてもらう。うちの学生に占いとかの能力者がいてね君は将来パートナーと一緒にやっていくそうだからこの寮になってる」
「俺にパートナーなんていらない…」
「まぁそのうち出来るんだよ!僕も気長に待つよ。じゃあ僕はこの辺で君の部屋は505ね…」
「はぁ…鍵は?」
「あー指紋認証と顔認証だから大丈夫!」
「へぇすげぇな…」
「まぁ気に入ってくれると嬉しいよ…あ、あと恋愛OKだけど不純交遊は控えてくれ?」
「そんな事しないから心配すんな」
「なら今度こそ行くね明日また迎えに来るから8時にはここに来ててね」
「はい…」
「…まぁ仲良くやってね天性の異人さん……」
ウィーン
行きたい部屋番号と指紋認証を提示してください…
「501っと…指はどれでもいいのか?」
ウィーン
顔認証をしてください…
どうすりゃいいんだ?マスクみたいなやつや顔を置く場所なんて見つからないし…
「あんた何してるの?」
「えっと顔認証の仕方がわからなくて…どうすればいいんだ?」
「じっとしてりゃ勝手に読み込むわよ!」
「…ほんとだ。」
「あんた編入生?」
「あぁそーだな今日来たばっかだ…君は?」
「あんたね人に名前聞くなら自分から名乗るのが先じゃないかしら?」
「あ、そう、だな…俺は佐藤仁」
「私は後藤結衣菜よ結衣菜って呼んでいいわ」
「じゃ、じゃあ結衣菜お前も異能者なのか?」
「少し座って話さない?」
「あぁ」
俺たちはロビーみたいなところにあるソファに向かい合うように座った
「で、さっきの話だけどもちろん私も異能者よ…私は嗜眠蟲相手の神経を麻痺させる能力よ。力の入れ具合によっては殺すことも可能よ?それであなたは?」
「俺は…喪神没落固定した能力はない…簡単に言えば創造かコピーだと思う…一回しか使ったことないし感覚だけどな」
「ふーん強くもなるし弱くもなる能力ね」
「まぁな」
「私はそろそろ行くわ」
「じゃあ俺もだ…」
「付いてこなくてもいいのよ?」
「分からないから許してくれ」
「そう、じゃああなた何階?私は5階だけど」
「多分俺もそう」
「多分ってあなた自分の部屋でしょ?…って今日来たばっかなんだっけ?」
「そうだ…すまない」
「いいわよ…どの部屋?」
「501号室」
「…嘘でしょ?」
「本当だ、琴也慎司ってやつから貰った紙に書いてあったしな…」
「あなたね…それは赤知学園の理事長よ?」
「へぇあんな奴が…」
「異能者じゃないけど異能使わないと誰も理事長には勝てないから」
「強いんだ…意外…」
「まぁまず5階ね」
ポチッ…
ウィーン…
寮って言うから階段かと思ったけどエレベーターまで設備されてるとは金持ってんな…
ピンボーン♪
「着いたわ…」
「ありがとう…」
「501号室よね付いてきなさいよ」
「そこまでしてくれなくても…」
「うるさいわね…黙ってついてくる!」
「分かった…」
カッカッカッ!
「おいちょっと歩くの早くないか?」
「そうね…」
「お前何か隠してるのか?ってかここ530号室だぞ!」
「え?あ、ごめんなさい…まぁ隠してても無駄だしね話すわ…」
「まぁ部屋も戻ればいい話だしな…」
「あなた501号室って言ってたけれど私も今日から501号室に引越したのよ…」
「え?それだけ?」
「それだけ?じゃないわよ…異性と暮らすなんて初めてなのよ?」
「大丈夫、過剰にお前の所には侵入しない…俺にはパートナーも友達も家族ももういらない…」
「パートナー…そうか私のパートナーなのねあなた」
「なりたくないが部屋が一緒ってことはそうだろう…」
「なりたくないって酷いわね…さぁ着いたわよ」
ガチャ…
「なにこれ広い!」
「あぁそうだな…」
「これあなたの部屋であなたの荷物よ?」
「あぁじゃあ結衣菜の部屋と荷物はこっちか…反対にしないか?」
「なんでよ!」
「俺の部屋は少しキッチンに近い、しかも4畳くらいは大きいだからこっちの方がいいかなって…嫌ならいいさ」
「優しいのね…」
「そんな事ない…俺はもう誰も失いたくないから誰も俺に関わって来て欲しくない…」
「大変だったのね…」
「すまない…まぁ忘れてくれ…」
「そうね…」
(出会って数時間だけど心を開いてくれているようで開いてくれてない…闇が深いとしかわからないわ)
その後は二人とも黙々と部屋を取り替え、荷物の整理をしていた…
俺が終わった時にはもう夕方になっていた…
「あなたご飯どうするの?」
「別に?作れないから買ってくる」
「私が作ってあげてもいいわよ?////」
「迷惑かけられない…自分で何とかする家事も別々でいい」
「…私が作ってあげるって言ってるの黙って待つ!」
「わ、分かった…」
「よし!それでいいのよ」
結衣菜は気の強い女だ…逆らえない。こんなのがパートナーだなんてな…
結衣菜は鼻歌を歌いながら料理を作った
「はい…結衣菜特製ふわふわオムライス!」
「あぁありがとう…」
「もっと他にないの?美味しそうとか!」
「え?あ、あぁ美味しそうだよ」
「もういいわよ!」
「ご、ごめん…」
「さ、さ早く食べて食べて!」
「う、うん…」
僕は渡されたスプーンで一口オムライスをすくい口に入れた…
「どう?美味しいでしょう?」
「うまい…」
どことなく母の味に似ている…
母のオムライスはいつ食べても、冷えていても美味しいオムライスだった…
ポロポロ…
むにゅう…
「な、なんだよ!」
「泣くなら胸を貸すってことに決まってるじゃない」
「そ、そうか…」
「あんたまさか…この胸で…ハレンチ!」
パチン!
「痛ってぇ…お前な自分からしといてそれは無いだろ?」
「ご、ごめん」
「まぁ俺も悪かった…」
「う、うん…」
俺は家族のことで胸を締め付けられながらオムライスを黙々と食べた…
「ふぅ…あの、結衣菜…」
「ん?なに」
「今日はその…あの…」
「なによ!はっきりしなさい!」
「あぁ…今日は、ありがとうな」
「いいのよそれにあんたは私のパートナーなのだから」
「パートナー…まぁお前ならいいかもだがまだ認められないというか俺にはいらないんだよ…」
「なんでよ!」
「ごめん…」
俺は逃げるように自分の部屋に入った…
「なによ…私がこんなに優しくしてあげてるのにパートナーなんていらないなんて…」
「明日からは学校か…友達とか仲間も無駄に作らないようにしないとな…」
俺はそう決め眠りについた…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい!始めまして!の方は初めまして!
仁龍と夜影です!
初めての異能…わけわからん…まぁ面白くしてい
きますのでフォローお願いします(☆∀☆)
作者力不足なのはご存知ですかね?知らない人!
俺は力不足だ!言っておく…(*`ω´*)ドヤッ
じゃあまた!2週間後かな?
出来たら早めに出します!
いつも通りに朝起きて家族におはようって言って支度をして学校に行く、そしていつも通り暇で眠い授業を受けまた支度をし、帰る…そんな普通であり幸せであるこの日々が突然に壊れることを…
「あぁ…うん、俺家ついたから切るぞ…うん、じゃあまた…」
パタン
ガチャ…
「ただいま……母さん?居ないの?」
俺はリビングに繋がる扉に手をかけた…
ネチョ…
「え?…これは、血?…」
バタン!
「…うっ!」
リビングに俺が入ると血独特の匂いが押し寄せてきた…
そしてリビングは血の海となりよく見ると人が数人倒れていた…
「か、母さん?…父さんにゆう兄、雪…な、なんで……」
「ニシシッ!あーれ?まだいたの?…」
そういう男は片手に血がついて元の色が赤く変色しているナイフをみて、不敵な笑みを浮かべてる…
「誰だお前!お前が父さんを!母さんを!兄も、妹も殺したのか!」
「ニシシッ!!あぁそーだよ、まぁお前も死んで家族にあってこいよ!」
「出来るなら…でもお前が死ぬまでは死ねない!」
ドクン!
な、なんだ…この感じ…人の体内に入り込む感じ…俺はそこで光る棒を見つけた
「なんだ、これ…」
そう言って光る棒を握ってみた…
「異能解放…」
[喪神没落!]
「チッ!'異能'持ちかよ…殺りずれーな、だが俺の相手するなんて子供には早すぎるぜ?…ニシッ!」
キィィン!
「父さん…母さん…兄さん…ちはる…俺が敵を打つ!」
「ナイフは効かねーのか…お前の能力はなんだ?」
「落ちた神の能力…」
「神の能力だって?ニシシッ!」
「うるさい…死ね…」
ドン!
「1発殴っただけで死ねるわけ…!?」
グシャ!
「…」
「警察だ殺人容疑で逮捕する!」
今俺は悔しさや悲しさ、犯人を殺したのに晴れない不思議なモヤモヤ感がで満たされていた…
バン!
「聞いてるのか!」
「…」
「いつまでも黙秘をしてるつもりだ!!」
「…」
コンコン
ガチャ…
「ちょっと…」
「なんだ!」
ヒソヒソ
「はぁ…またか、分かった今連れてく…」
「…来たんですか?」
「お前やっと喋ったと思ったらあいつらが来たのか聞くってな〜…まぁお前の事守ってくれる奴らが来た」
「そう、ですか…」
「分かったらさっさと歩け…チッ毎回あいつら横取りしていきやがって」
カツーンカツーン…カツーンカツーン…
「やぁ!君が仁君だね?僕は琴也慎司…君を赤知学園に招待しに来た」
「赤知学園?」
「あぁ!君は"異能者"だからね!スカウトさ」
「はぁ…拒否権は?」
「もちろん…ないよ?ささ、車に乗ってくれ」
「はぁ…」
バタン…
車は動き出した…
「チッ死ぬんじゃねーぞ…」
俺は周りを見てみたが何処なのかすら分からない…どこかの街ではあるが目立つものがない…
「ここがどこか知りたいって顔だね!」
「まぁ…日本ってこと以外分かりませんから…」
「まぁ教えられるのは日本だけど日本じゃないってことかな?その他は後でわかるさ…」
「そうですか…」
その後は何も喋らず車が止まるのを待っていた…
「さぁついたよ?自分で降りてね」
「はい」
バタン…
「さぁ!ようこそ我が赤知学園へ!今日から君の学び舎であり家であり基地だ!」
「…基地?」
「あぁ君にはこれからここ赤知学園でいろんなことを学んでもらう…銃の使い方、剣術、柔術、話術…もちろん五教科などの勉強もだ」
「は?日本は銃なんて持ってたら違法だろ!?」
「まぁ"普通"ならね?」
「つまり普通じゃない…バックには国が関わってるのか…」
「そーいう事!物分かりよくて助かるねー!そう君の言う通りここは国によって保護されている国の暗部育成学園さ」
「…俺をその暗部とやらにさせるのか?」
「あぁもちろん!あと言っておくけどここは教科の単位と戦闘の単位が違って戦闘の単位は国による依頼や警察ができない捜し物とか探偵チックなことをして報告して単位を受け取るしかない…少なかったら留年だから注意してね」
「連れてこれたのに留年免除とかじゃ?」
「人生甘くないってことだねぇー」
「はぁ」
「はい!これ」
「…なんですかこの紙?」
「君のクラス!まだ4月だ学園も始まったばかりだからすぐに馴染めるさ」
「そうですか…」
「今日は寮に送っていくよ、また車に乗ってくれ」
「はい」
バタン
車は5分くらい走りある建物についた…
バタン
「ここが君が今日から住む赤知学園の寮…特別強い異能者用シークレット寮だ」
「なぜシークレット?」
「ここはパートナーと一緒に住める寮だからさ!」
「俺にもパートナーがいるのか?」
「いや、見つけてもらう。うちの学生に占いとかの能力者がいてね君は将来パートナーと一緒にやっていくそうだからこの寮になってる」
「俺にパートナーなんていらない…」
「まぁそのうち出来るんだよ!僕も気長に待つよ。じゃあ僕はこの辺で君の部屋は505ね…」
「はぁ…鍵は?」
「あー指紋認証と顔認証だから大丈夫!」
「へぇすげぇな…」
「まぁ気に入ってくれると嬉しいよ…あ、あと恋愛OKだけど不純交遊は控えてくれ?」
「そんな事しないから心配すんな」
「なら今度こそ行くね明日また迎えに来るから8時にはここに来ててね」
「はい…」
「…まぁ仲良くやってね天性の異人さん……」
ウィーン
行きたい部屋番号と指紋認証を提示してください…
「501っと…指はどれでもいいのか?」
ウィーン
顔認証をしてください…
どうすりゃいいんだ?マスクみたいなやつや顔を置く場所なんて見つからないし…
「あんた何してるの?」
「えっと顔認証の仕方がわからなくて…どうすればいいんだ?」
「じっとしてりゃ勝手に読み込むわよ!」
「…ほんとだ。」
「あんた編入生?」
「あぁそーだな今日来たばっかだ…君は?」
「あんたね人に名前聞くなら自分から名乗るのが先じゃないかしら?」
「あ、そう、だな…俺は佐藤仁」
「私は後藤結衣菜よ結衣菜って呼んでいいわ」
「じゃ、じゃあ結衣菜お前も異能者なのか?」
「少し座って話さない?」
「あぁ」
俺たちはロビーみたいなところにあるソファに向かい合うように座った
「で、さっきの話だけどもちろん私も異能者よ…私は嗜眠蟲相手の神経を麻痺させる能力よ。力の入れ具合によっては殺すことも可能よ?それであなたは?」
「俺は…喪神没落固定した能力はない…簡単に言えば創造かコピーだと思う…一回しか使ったことないし感覚だけどな」
「ふーん強くもなるし弱くもなる能力ね」
「まぁな」
「私はそろそろ行くわ」
「じゃあ俺もだ…」
「付いてこなくてもいいのよ?」
「分からないから許してくれ」
「そう、じゃああなた何階?私は5階だけど」
「多分俺もそう」
「多分ってあなた自分の部屋でしょ?…って今日来たばっかなんだっけ?」
「そうだ…すまない」
「いいわよ…どの部屋?」
「501号室」
「…嘘でしょ?」
「本当だ、琴也慎司ってやつから貰った紙に書いてあったしな…」
「あなたね…それは赤知学園の理事長よ?」
「へぇあんな奴が…」
「異能者じゃないけど異能使わないと誰も理事長には勝てないから」
「強いんだ…意外…」
「まぁまず5階ね」
ポチッ…
ウィーン…
寮って言うから階段かと思ったけどエレベーターまで設備されてるとは金持ってんな…
ピンボーン♪
「着いたわ…」
「ありがとう…」
「501号室よね付いてきなさいよ」
「そこまでしてくれなくても…」
「うるさいわね…黙ってついてくる!」
「分かった…」
カッカッカッ!
「おいちょっと歩くの早くないか?」
「そうね…」
「お前何か隠してるのか?ってかここ530号室だぞ!」
「え?あ、ごめんなさい…まぁ隠してても無駄だしね話すわ…」
「まぁ部屋も戻ればいい話だしな…」
「あなた501号室って言ってたけれど私も今日から501号室に引越したのよ…」
「え?それだけ?」
「それだけ?じゃないわよ…異性と暮らすなんて初めてなのよ?」
「大丈夫、過剰にお前の所には侵入しない…俺にはパートナーも友達も家族ももういらない…」
「パートナー…そうか私のパートナーなのねあなた」
「なりたくないが部屋が一緒ってことはそうだろう…」
「なりたくないって酷いわね…さぁ着いたわよ」
ガチャ…
「なにこれ広い!」
「あぁそうだな…」
「これあなたの部屋であなたの荷物よ?」
「あぁじゃあ結衣菜の部屋と荷物はこっちか…反対にしないか?」
「なんでよ!」
「俺の部屋は少しキッチンに近い、しかも4畳くらいは大きいだからこっちの方がいいかなって…嫌ならいいさ」
「優しいのね…」
「そんな事ない…俺はもう誰も失いたくないから誰も俺に関わって来て欲しくない…」
「大変だったのね…」
「すまない…まぁ忘れてくれ…」
「そうね…」
(出会って数時間だけど心を開いてくれているようで開いてくれてない…闇が深いとしかわからないわ)
その後は二人とも黙々と部屋を取り替え、荷物の整理をしていた…
俺が終わった時にはもう夕方になっていた…
「あなたご飯どうするの?」
「別に?作れないから買ってくる」
「私が作ってあげてもいいわよ?////」
「迷惑かけられない…自分で何とかする家事も別々でいい」
「…私が作ってあげるって言ってるの黙って待つ!」
「わ、分かった…」
「よし!それでいいのよ」
結衣菜は気の強い女だ…逆らえない。こんなのがパートナーだなんてな…
結衣菜は鼻歌を歌いながら料理を作った
「はい…結衣菜特製ふわふわオムライス!」
「あぁありがとう…」
「もっと他にないの?美味しそうとか!」
「え?あ、あぁ美味しそうだよ」
「もういいわよ!」
「ご、ごめん…」
「さ、さ早く食べて食べて!」
「う、うん…」
僕は渡されたスプーンで一口オムライスをすくい口に入れた…
「どう?美味しいでしょう?」
「うまい…」
どことなく母の味に似ている…
母のオムライスはいつ食べても、冷えていても美味しいオムライスだった…
ポロポロ…
むにゅう…
「な、なんだよ!」
「泣くなら胸を貸すってことに決まってるじゃない」
「そ、そうか…」
「あんたまさか…この胸で…ハレンチ!」
パチン!
「痛ってぇ…お前な自分からしといてそれは無いだろ?」
「ご、ごめん」
「まぁ俺も悪かった…」
「う、うん…」
俺は家族のことで胸を締め付けられながらオムライスを黙々と食べた…
「ふぅ…あの、結衣菜…」
「ん?なに」
「今日はその…あの…」
「なによ!はっきりしなさい!」
「あぁ…今日は、ありがとうな」
「いいのよそれにあんたは私のパートナーなのだから」
「パートナー…まぁお前ならいいかもだがまだ認められないというか俺にはいらないんだよ…」
「なんでよ!」
「ごめん…」
俺は逃げるように自分の部屋に入った…
「なによ…私がこんなに優しくしてあげてるのにパートナーなんていらないなんて…」
「明日からは学校か…友達とか仲間も無駄に作らないようにしないとな…」
俺はそう決め眠りについた…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい!始めまして!の方は初めまして!
仁龍と夜影です!
初めての異能…わけわからん…まぁ面白くしてい
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作者力不足なのはご存知ですかね?知らない人!
俺は力不足だ!言っておく…(*`ω´*)ドヤッ
じゃあまた!2週間後かな?
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