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私【悪役令嬢】の婚約者【王子】を目の敵にしているのは私の親友【ヒロイン】です!?

御茅架

【突然の__】2nd

「どこから見たいかしら…」

そう呟きながらアランの手を引き、食堂を出る。
俯いたまま、ただ黙ってついて来ていたアランが、不意に立ち止まった。

「あの、えと…」

口をもごもごさせながら、必死に言葉を探している。
何を言いたいのかなんて、はっきり言ってわかるわけがない。だから、アランがきちんと話始めるまで、待つことにした。

「ティアーナ様の、こと、なんて呼んだら、」

また口ごもる。私の呼び方を聞きたかったらしい。この子ちょっと、いや、かなり話すの苦手なのかな?というか、ちょっと待って、上目遣いで聞いてくるの、なんかめっちゃカワイイ。ヤバい、中性的な顔だけあって、困ってたりするとめっちゃカワイイな。じゃなくて、聞かれてたんだ。

「そうね。アランは私の弟として、我が家に来たわけだから、出来ればお姉様って呼んでほしいわ。だめかしら?」
「え、いや、だって、僕は…」

お姉様って呼んでほしい、そう言っただけ。それなのに顔が曇る。俯いてしまう。どうしてか分からない。
そういえば、私はこの子のことを何も知らない。分からない。だけど、今、迷ってることはわかる。だから、もう1回、同じことをアランに言う。

「お姉様って呼んでほしいわ。お姉ちゃんとかでもかまわないわ」

アランがばっと顔を上げて、私の顔をじっと見つめる。そしてすぐに、口を開く。

「前は、そんな、なんていうのかな、お姉様とかお母様とか、呼んじゃいけなかったから、ここも、おんなじなのかなって、思っちゃって」
「どうして?」
「僕は、あいじん・・・・の子だから、家の人間ではないって」

そういうことか。だから・・・、私に姉と呼んでほしいと言われ、ダメなことをして欲しいと言われ、混乱した。
そうだとしても、私は何がなんでもお姉様って呼ばれたい!私はアランを弟だと認識しているから。まずは、訂正してあげる。

「アラン。前は、そうだったかもしれないわ。でもね、アランはもう、ウォーカー家の令息跡取りなのよ?私の弟なのよ?ほら、よそはよそ、うちはうちって言うでしょう?それに、弟にティアーナ様って呼ばれるのは、ちょっと悲しいわ」

アランの目線に合わせて、そう言う。それでもアランは首を縦には振ってくれない。
しょうがないのかもしれない。でも、だからといってこっちも譲れない。

「じゃあ、アランが私のことをティアーナ様って呼ぶのなら、私もアランのことをアラン様って呼ぶわ」
「っ!!」

あ、今までで一番いい反応。って、そうじゃなくて!ショック受けた顔してる!アラン様はイヤなんだ!ぶんぶんと顔を横に振って、全否定。

「い、いやです!だめです!」
「じゃあ、お姉様って呼んで?」
「……」 

これを何回やったんだろう。
最終的にお姉様って呼んでくれるようになったからいっか。(アランが負けただけ)

それはそうと、ちょっとまって。私はアランに屋敷を案内しようとしたんだよね。食堂から数十歩程度しか歩いていない。ていうか、廊下の真ん中でずっとコレ・・やってたんだ。
……よしっ!切り替えよ!

「じゃあ、とりあえず、見たいところはある?」
「え、えっと。お、お姉様の、好きな場所が、見たいです」
「!なら、庭がいいわ!」

こうして、ようやっと私はアランの手を引き、廊下を歩き始めた。

















すっごい久しぶりです!!
ほんとーにごめんなさい!!
ストーリーができない 

めっちゃ短いです。。
学園編になればストーリーがすっごく出来上がってるのに…!!

本当にごめんなさい!!
あと、新たにフォローしてくださった方々、本当にありがとうございます!!

あと、私事ですが、大学生にこの4月からなります。また、更新すっごく遅くなると思われます。。
でも、できれば、見捨てないでくださいぃぃ! 

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