神を使って世界征服

虹ウサギ

ひとまずは自己紹介からだよね

青い空気、持ちいい風、流れる清流あぁなんと世界は美しいのだろうこのまま時が止まってしまえば良いのに 本当の意味で。。。
「あーあ腹へったー!めしーー!」
「うわーアルのばかー」
「うわークルのばかー」
「先生ミックがお漏らししてます!助けて!」
「アブー」
ただいま絶賛現実逃避中です。このうるさいガキもとい子供たちの面倒を見てるのがこの僕です。本当に毎日が大変で17という若さで過労死するレベル。まだ0歳のミックの夜泣きが激しくて全然眠れないし、双子の弟アルと姉のクルはいつもケンカばかりだし、さっきからティムは飯飯とバカのようにうるさいしと、ほんと散々な目に会うの2ヶ月前僕を、この世界に連れてきた神と呼ばれる存在のせいだ

  2ヶ月前
「あーあ退屈だなー」
つい口から漏れてしまった、まあそのぐらい本当につまらない日々を送っている。ただただ毎日学校に行き授業を受け帰るだけのループの生活何も得ることのできない。そんなに暇なら部活や役員をすればいいだけの話なのだが、そういう意味でもない何か日々に刺激が欲しいのだ。ほんと隕石が落ちてくるとか、なん前年前の恐竜が現代科学で生き返るとか、起きないかな
「何が退屈よ!さっきから話聞いてるの!?」
先程から隣を歩いているのは僕の幼なじみのサキだ幼稚園から高校までずっと一緒だ。何かと気が利く友達思いのいいやつだ、黒髪のショートカットに透き通るような肌スラッとした脚となかなかの高スペックだ、だが残念なことに貧乳だ
「ちょっとカオル今失礼なこと考えたでしょ」
うげ、鋭いな何でわかるんだよ
「ソンナコトネーヨ」
「なぜ片言なのよ」
「いや僕は貧乳も好きだよ!僕はすべての
 おっぱいを愛すからね」
「あんた一回ぶん殴らないとわからないの?」
ひえーこれはまじの顔だ!こ、殺されるー助けてくれー
「はっはっはっ」
「なに笑ってんだよカガミ!」
さっきから僕とサキのやり取りを見て笑っているのがもう一人の、おぱっもとい幼なじみのカガミだ。こいつとは小学校高学年からの付き合いだ。カガミと二人でいろんな悪さをしてサキに見つかり怒られるというのがいつものやり取りだ。なんだかんだ言ってコイツとはいくつもの死線をくぐり抜けできた。きっと助けてくれるはず
「カガミ助けてくれ!」
「えっ?やだ」
な、なにーー嘘だろ
「何でだよ」
「まだやり残したことがあるから」
僕だってあるわ!裏切りやがってコノヤロー!うわっサキのやつ竹刀取り出しやがった!サキは全国でも五本の指に入るほどの剣道経験者だ。今も部活帰りだったため竹刀を装備していた。あれいつの間にかカガミがサキの後ろの方にいる。アイツホントに裏切る気だ!くそーもうアイスおごってやらんぞ!あっサキが竹刀を握りしめてる
「サキさんちょっと待って落ち着いて」
「なに?謝る気?」
僕は地面に正座をし頭を下げた
「そうですその通りです!ホントにすいませんでした!」
どうだ見たかこの見事な土下座これが我が奥義のひとつ
ザ・土下座だ!ネーミングセンスはほっといて!
「もうしょうがないわね、今回だけよ」
はあー助かった一安心して上を見上げるとそこには純白に広がる天国が(パンツ)あぁなんと美しい思わず祈りを捧げたくなってしまう。ハッ殺気を感じる
「やっぱりしねーーー」
その声と共に竹刀が振り下ろされ頭にクリーンヒットそこで記憶は飛び夢の世界へ旅立ちましたとさ





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