こんなぼくと恋してくれますか?

はるるんにアイスをささげなさい…

〜あなたの名前〜


「えっと…まず、名前を知らないと…ね?」
彼女が口を開いた。


でも、僕は僕自身の名前さえも知らない…。覚えてるのは、小さい女の子と雨だ。でも、ぼんやりとしか覚えてない…。





僕は、間をあけて、
「知らない…。覚えてない…。誰にも、呼ばれたことないから…さ。」
彼女は、少しびっくりしていた。
「え!?それも覚えてないの!?まじか〜」
まぁ、驚かれるよね…。



「ゆうくん…」
彼女が口に出した。

「え?」

「幽霊だから、ゆう…ね?」
また、口にした。
ゆ「ゆう…か、いい名前だね!なんか、嬉しいな…!名前があって…」
僕は、少しだけ嬉しかった。死んでから初めてつけられた名前だから。
「そうかな?」
彼女がそう言った。
「私は、鈴木 奈々美。ななみって呼んでね」
僕が聞くよりも先に自己紹介をしてくれた。

ゆ「その、んと…よろしくね。」
僕から挨拶した。ちょっと気まずかったけれど、自分から言えられた。
な「うん!これからもよろしくね!」
彼女は返してくれた。人間と話すのだなんてとても久しぶりでなんとなく嬉しかった。



今は、とても不安だけど、彼女のためにも、早く成仏したないとな…








「こんなぼくと恋してくれますか?」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く