こんなぼくと恋してくれますか?

はるるんにアイスをささげなさい…

〜幽霊と人間〜 後半






彼女は目を丸くして、僕の方を見ていた。思わず僕も彼女を目を丸くして見ていた。

「だ、だれ!??!!?!!!?」

僕は驚いた。初めて僕が見えたから。
もしかしたらの気持ちでいたのに、まさか、本当に見えるとは…。
僕は、思わず「見える?」と声に出した。
もちろん彼女は驚いた顔で「何言ってるの?」と言われた。

当たり前だ。そんなこと聞く人など、いるはずないだろう。

そして僕はまた、「そうなるよね…。僕幽霊です。」

また、余計なことを言ってしまった。
もっと不審がられた。


「幽霊って…どうゆうこと??」

彼女がまだ、驚いた顔で聞いてきた。



僕は、間をあけてから、
「僕、死んだ幽霊なんだ…。それに、記憶もない…。ただ、それだけ」

僕はそう答えた。
彼女はとっさに
「は…?成仏できないの??」

まぁ、そうなるよね。
でも、無理だ。なぜなら
「未練がわからないと、成仏できないんだ…。」
それだけだった。でも、僕はまた余計なことを言ってしまった。

「あの…お願いがあるんだけど…。記憶を取り戻すまで、一緒に住んでも…いいかな??」

もちろん無理な話だ。
そんなことをわかっていても、頭より口が先に動いていた。

でも、彼女は、
「それなら成仏できるの?なら手伝ってあげる。そしたらさっさと出てってね?」


もう、驚いた。絶対無理だと思っていたのだから。無理矢理なのに彼女が許可したのだから。


僕は、
「ありがとう!!」

ちょっと涙目でそう叫んだ。







そして、彼女と僕の不思議な恋が始まる…



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