かてきょらいふ

りゅう

観光














「あれ、思ってたより小さいですね…もっと大きいと思ってました」

北海道にある重要文化財、札幌市時計台を見ていつきちゃんが呟く。まあ、アニメとかで出てくる時計台とかは大きい物が多いからな…僕も初めて見た時はイメージと違う…って思ったし…

札幌市時計台は日本最古の時計台で北海道大学の旧校舎らしい明治11年からずっと残っている貴重な時計台だ。

「それにしても外国人の人が多いな…」

「まあ、北海道の名所だから仕方ないわ…こんな古い建物を見て何が楽しいのかしら…」

咲が呟く。ちょ、やめなさい!観光名所ディスるのはやめなさい。まあ、普段から見慣れている北海道の人はそう思っちゃうのかな…

「咲ちゃん、私、こういう建物を見て…歴史を感じるの好き…」

さすがはなちゃんいいことおっしゃる。

「せっかくだし記念撮影しましょう!」

友希さんの意見にみんな賛成して札幌市時計台の前で僕達は記念撮影をすることにした。

「ほらほら、もっと引っ付いて」

近くにいた観光客の方にカメラを渡すと友希さんは僕の左肩にビターと引っ付く。

「………」

咲は無言のまま僕の右肩に引っ付いた。

「ちょ、お二人とも、すばるさんに近すぎです!」

いつきちゃんが止めようとするが観光客の方のはい、撮りますよ〜という一言でいつきちゃんは黙ってポーズを取った。















「かてきょらいふ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く