かてきょらいふ

りゅう

いいコース?













さてさて、前回みゆぅちゃんといつきちゃんの活躍で見事1位になっているわけだが…

「頼むからストライクの無駄遣いはやめてくれ…」

僕はやる気満々の咲の横でボソッと呟く。

「わかってるわよ!任せなさい!」

不安だめちゃくちゃ不安だ…嫌な予感しかしないぞこれ…

そんな僕の不安を他所に咲がボールを放り投げる。お…これは…ストライクも狙えるかなりいいコースだぞ…

でかした咲と思いながら僕は少し安心してボールを見つめていた。するとボールはピンに当たる直前に急カーブして一番端のピンだけを弾く…ウソン…プロ顔負けのいいカーブだったなぁ…

「どうよ、私の実力は…」

いやいや、一本しか倒してないのに威張らないでいただきたい。

「咲…せめてあと5本か6本は倒してくれ…」

「わかってるわよ。見たでしょ私の綺麗なカーブを」

そういうのはストライクを取ってからにしていただきたい…

咲は再びボールを放り投げる。お、いいコース!咲が投げたボールはかなりいいコースに転がっていき再び急カーブ、先程倒したピンがあった場所を貫通する。

「お前…右端ばかり狙うなよ…」

「ふっ、すごいでしょう?私のコントロール」

「わかった。たしかにすごい…だから次は真ん中を狙ってくれ」

「任せなさい」

咲はそう言い再びボールを放り投げる。お、いいコース…と僕が思った矢先ボールは急カーブし、一番端のピンを倒す。…はい、なんとなく察しがついてました。

その後咲がガーターを取ったせいで僕達のチームは一気に5位まで降下した…














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