かてきょらいふ

りゅう

ボーリング大会














さてさて、どうしてこうなったのだろう……

現在僕達は商店街の端にあるボーリング場にいる。毎年夏祭りの序盤に商店街主催のボーリング大会が開かれるのである。本来なら事前の予選を勝ち抜いたチームが参加できる。ルールは5人チームで1人2フレームを担当する少し変わった形式だ。だが、本日参加予定だったチームが1チーム欠席と…そこで何故か僕達が参加することになってしまった。ちなみにこのボーリング大会の様子は商店街のモニターで中継されたりする。めっちゃ恥ずかしい…参加チームは8チームで優勝したチームには豪華な景品が用意されている。

「いやあ、悪いねすばるくん、急に頼んじゃって…」

僕達をここに無理矢理連れてきた僕の行きつけのゲーセンのおっちゃんが申し訳なさそうに言う。

「あの、さすがにみゆぅちゃんはできないと思うんで代理を用意してほしいんですけど…」

「ああ、それなら大丈夫、あの滑り台使ってくれて構わないから」

をい!全然大丈夫じゃないぞそれ…

「えー、それでは皆様準備はよろしいでしょうか?」

ボーリング場店主のおっちゃんが派手な格好をして登場した。

さて、もう引き返しがつかなくなったぞ。いつきちゃんとみゆぅちゃんはやる気満々だ。何故か咲もやる気満々だ。お前ボーリングできないだろ…はなちゃんはさっきからぶるぶると震えてるし…大丈夫なのかこれ?

「じゃあ、最初は…」

「みゆぅがやる〜」

はい。初手はみゆぅちゃんに決まりました。みゆぅちゃんの前にボールを転がす滑り台が設置された。大丈夫かなあれ…















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