かてきょらいふ

りゅう

お祭り




















僕達の町のお祭りは毎年近くの商店街で行われる。商店街の店は全て閉まっており、店の前にはたくさんの屋台が並んでいた。お、八百屋のおじさん今年は焼きそば焼いてるな…

「おう、すばるくんよかったら焼きそば買わねえか?」

「じゃあ5つください」

「おう、なんだいなんだい、かわいい子たくさん連れちゃってモテモテだねえ、ほいよ、おまけして1000円でいいぞ」

「ありがとうございます」

僕は1000円を八百屋のおじさんに渡して焼きそばを5つ受け取る。500円もおまけしてもらえた。ラッキー

「あれ、そこにいるのは咲ちゃんじゃないかい?久しぶりだねぇ。覚えてるかい?駄菓子屋のおばちゃんだよ」

「お久しぶりです…」

「戻って来てたなら顔出してくれればいいのに…ほらかき氷お食べそっちのかわいいお嬢さんとすばるくんとはなちゃんもほら」

そう言いながら駄菓子屋のおばちゃんはかき氷を僕達に渡す。

「お代はいらないから別のお店で使っておくれ」

「ありがとうございます」

昔、咲とはなちゃんと3人でよく駄菓子屋に行っておばちゃんにいろいろサービスしてもらったなぁ…

僕達は一旦ベンチに座って焼きそばとかき氷を食べる。

「この焼きそば美味しいです」
「かきごーりもねぇおいしいぉ」

いつきちゃんとみゆぅちゃんが焼きそばとかき氷を食べながら言う。ちなみにいつきちゃんとみゆぅちゃんはお祭りに来るのは今日が初めてらしい…楽しんでもらわないとな…

「食べ終わったら何かしたいことある?」

「みゆぅねぇきんぎょたんつかまえたい」

きんぎょすくいか…そういえば昔咲がきんぎょを1匹も取れずに何度も挑戦してお小遣いを全部使ってたな…

「じゃあ食べ終わったらきんぎょすくいしに行こう」

僕がそういうとみゆぅちゃんは嬉しそうに微笑む。咲はすごく嫌そうな顔をしていた。トラウマになってるのかな?




















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