かてきょらいふ

りゅう

久しぶりの時間















「あれ、咲さんどこか行くんですか?」

夕方、カバンを持って玄関で靴を履いている咲にいつきちゃんが尋ねる。

「ええ、昔こっちに住んでいた時に仲が良かった子に会ってくる」

「咲の唯一の友達だな」

「すばる、余計なこと言うな…」

「はい。すみません」

咲に脅されて僕は口をふさぐ。いや、事実ですし言ってもいいでしょう…

「というわけだから今日はそこのロリコンと小童とかわいいかわいいみゆぅちゃんの相手はできないの…じゃあね」

そう言いながら咲は扉を開ける。ちょい待て、僕はロリコンじゃないぞ…何度も言うが僕はロリコンじゃない!

「言ってらっしゃいませ〜ごゆっくり楽しんできてくださいね〜」

いつきちゃんは満面の笑みを浮かべて咲を見送る。咲は僕達に聞こえるように舌打ちをして扉を勢いよく閉めた。あっ、あれ少し怒ってるわ…

「すばるさん、すばるさん、今みゆぅちゃんも寝てますし2人で何かしましょう」

「え、別にいいけど…」

僕がそう返事をするといつきちゃんは僕の手を掴んで僕をリビングまで引っ張っていく。

「夜ご飯の準備も一緒にしましょうね。夜ご飯の準備はあと1時間後に始めるとしてそれまで何かして遊びましょう」

「え、あっ、うん」

いつきちゃんがすごい勢いで言うので僕は断ることができなかった。まあ、断る気は無かったけどね…

というわけで僕はいつきちゃんと2人きりで遊ぶことになった。何しようかな…















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