かてきょらいふ

りゅう

中学校において三角形の比の問題はサービス問題である。














いつきちゃんが咲に尋ねたのは三角形の辺と辺の比率の問題だ。中学生だとやり方が限られるが高校生ならメネラウスの定理やチェバの定理といった裏技が使い放題のサービス問題である。

ちなみに今回の問題は三角形の2つの角から辺を伸ばしたような形の問題だ。中学校の2年生レベルだったと思う。ちなみにこのタイプの問題は中学校の定期テストで出題される率が高く塾に行っている人だと必ずメネラウスの定理とチェバの定理を覚えていたりする。ぶっちゃけ覚えちゃえば大したことない問題だ。

「………すばる、パス」

咲はそう言いながら僕にいつきちゃんが解いていたワークを渡す。

「……お前高校生だよな?ちゃんと高校受験したんだよな?したならこの程度の問題解けるだろ…」

「数学の自己採点0点だったもん」

「お前よく高校受かったな…」

「英語とかは100点だったから…」

羨ましい、英語ができるのは普通に羨ましい…

「仕方ない…僕が教えてあげるよ」

僕はいつきちゃんにメネラウスの定理やチェバの定理などを教えてあげる。いつきちゃんはどこかのバカと違い理解がはやいから助かる。

「ふえ〜さすがすばるさん!わかりやすいです!」

「そう、じゃあ別の解き方も教えてあげるよ」

いつきちゃんに褒められて調子に乗った僕はメネラウスの定理とチェバの定理を発展させた加重平均を三角形に応用する技術を教えてあげた。これを使いこなせるようになれば中学校の辺の比の問題はほぼ解けるだろう。

「ん〜すばるにぃ、喉乾いた〜」

目を覚ましたみゆぅちゃんがそう言ったので僕は慌てて台所に向かった。















「かてきょらいふ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く