かてきょらいふ

りゅう

だんなたん














「………すばるさん、その子誰です?誰なんです?いきなり抱きつかれるなんて相当仲がいいんですね?どういう関係なんです?」

いつきちゃんがすごい勢いで僕に尋ねてくる。やばい…すごく怖い…

「すばるにぃはねぇみゆぅのねぇ、だんなたんなんだよ〜」

みゆぅちゃんが僕に抱きつきながら言う。やばいすごく嬉しいけどいつきちゃんがなんか怒ってるから今はやめて…

「へえ、そうなんですか…すばるさんのロリコン!」

「いつきちゃん、誤解!誤解だから…この子はみゆぅちゃん、僕の従兄弟だから…」

僕は慌てていつきちゃんに説明する。先程みゆぅちゃんが僕のことをだんなたんなどと言ったが誤解しないでいただきたい…みゆぅちゃんとおままごとなどをして遊ぶときに僕が夫役をやるのでそう言っただけだろう…決して僕はみゆぅちゃんとそういう関係ではない。

「………なるほど、事情はわかりました。この子はすばるさんの従兄弟さんでやましい関係ではないんですね?」

「うん。そうだよ」

ていうかまだ幼稚園の女の子とやましい関係って…ありえないだろ…

「で、なんでみゆぅちゃんがここにいるの?」

僕はリビングにやって来た母さんに尋ねる。

「みゆぅちゃんが来たいって言うから連れて来ちゃった…みゆぅちゃんもしばらくお泊りするからよろしくね」

………まじか…このババア何人家に泊める気だよ!いい加減にしろよ!僕が母さんにそう叫ぼうとした瞬間、みゆぅちゃんが再び僕に抱きついて「よろしくね〜」と言うのを見て叫べなくなってしまった。まあ、かわいいからいいか…

「あっ、咲ちゃん、久しぶりね〜」

母さんがリビングに入って来た咲に軽く挨拶する。

「おはようございます。お久しぶりですね。この度はお招きいただきありがとうございます」

咲が淡々と母さんに挨拶する。こいつ…いつも寝起きはグダグダしてるくせに…

「咲ちゃんいい子ね〜あっ、ごめんなさい。そろそろ戻らないと…じゃあまた暇ができたら帰ってくるから〜」

母さんはそういい残して去っていった。嵐のような人だな…















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