かてきょらいふ

りゅう

ボーリング?













「咲、この問題いつきちゃんに教えてあげて」

僕はいつきちゃんの問題集を咲に見せながら言う。

「ん…教えてって言われても私人に教えるの苦手なんだよね…」

はい。知ってます。随分前にメールで咲にわからない問題を聞いた時にわけわからないことを言われ余計わからなくなったことがある。やっぱりダメだったか…

「じゃあ、英語ができるようになるコツとかある?」

「うーん、直感?」

「うん、わけわかんない…」

咲は英語だけが得意なのだ。他の教科は全くできない。ちなみに僕は英語以外が得意で英語が苦手だ。

こいつに頼ったのが間違いだったと思いながら僕はいつきちゃんを連れて再びソファーに座る。

とりあえず教科書や高校の参考書を酷使してなんとかいつきちゃんに教えたがいつきちゃんはあまり理解できていなかった。ごめんなさい…

「すばる…暇、ボーリング行こ…」

朝ごはんを食べ終えた咲が僕の元に来て言う。こいつ…少しはいつきちゃんを見習って勉強とかしろよ…

「え?地質調査をしに行くんですか?」

「は?」

いつきちゃんの唐突な発言に咲は何言ってんだ。こいつ?みたいな顔をする。ちなみに僕は笑うのを必死で堪えていた。たしかに中学校でボーリングは地質調査みたいなことを習ったがまさかボーリングしに行こうと言われて地質調査と返す小学生がいるとは思わなかった。

「え、私何かおかしなこと言いましたか?」

どうやらいつきちゃんはボーリングを知らないらしい。そんないつきちゃんにボーリングを教えるために僕達はボーリング場に向かった。















「かてきょらいふ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く