かてきょらいふ

りゅう

朝食作りです!












「すばるさん、朝ごはんは何が食べたいですか?」

着替えを済ませて台所に入った僕にいつきちゃんが尋ねる。

「うーん…そういえば昨日咲が北海道のお土産にって鮭とイクラと蟹をくれたな…イクラと蟹は夜にでも食べるとしてせっかくだし朝ごはんは焼き鮭にしようか」

「いいですね。じゃあ、味噌汁とだし巻き卵でもつくりましょうか。すばるさん、野菜を切ってもらってもいいですか?私はその間に味噌汁の出汁を取るので」

「わかった。じゃあ、そっちは頼むよ」

「はい。任せてください」

いつきちゃんは自信満々といった表情で鍋に煮干しやかつお節をぶち込む。そして出汁をとっている間に手際よくフライパンを用意して加熱し砂糖を混ぜた卵を乗っける。あっという間にだし巻き卵が完成した。はやすぎる……というか手際良すぎだろ……

「はい、野菜切ったよ」

「ありがとうございます。次はだし巻き卵の盛り付けと切ってもらったキャベツの盛り付けをお願いします」

「わかった」

料理する気満々で起きてきた僕だったが完全にいつきちゃんが一人で料理をしている状態になってしまった。まあ、いつきちゃんの料理はどれも美味しかったからいいけど……料理をしているのがいつきちゃんじゃなくて咲だったら慌てて止めたんだろうな…

僕がいつきちゃんに頼まれていたことを終わらせた頃にはいつきちゃんは鮭を焼き終わり味噌汁も完成させていた。手際良すぎだろこれ…

僕は昨日の夜に炊いたごはんをよそい机に持って行く。すでにいつきちゃんが焼き鮭と味噌汁が入った鍋を机の上に運んだ後だった。

「ふう、疲れたね。さっそく食べようか」

「そうですね。でもその前に咲さんを起こさなくていいんですか?」

椅子に座った僕にいつきちゃんが尋ねる。

「ああ、咲は朝起こされるとめっちゃ機嫌悪くなるから出来るだけ放置しておいた方がいいよ。あいつが起きてきたら温め直してやればいいから先に食べよう」

「そう、なんですかじゃあいただきましょうか」

僕といつきちゃんは手を合わせて朝食をいただく。













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