かてきょらいふ

りゅう

なんで置いていくんですか











「あの…一緒に寝かせてもらえませんか?」

くらいところが苦手と言ういつきちゃんが枕を強く握りしめながら言う。枕をここまで持ってくるのが可愛いよね…

「わかった。じゃあ、布団持って来ないとね…」

僕は僕の部屋の押入れに入っていた布団を取り出して床に敷く。

「あっ、ありがとうございます」

いつきちゃんはそう言いながら布団に入った。いつきちゃんが布団に入ったのを見て僕はベッドの上に横になる。

「すばるさん…私が眠るまで起きててくれませんか?」

「いいよ」

その後何回かいつきちゃんが僕にまだ起きてますか?と尋ねてきたがしばらくすると尋ねてこなくなった。どうやら寝たようだ。僕も寝るとするか…

「すばるさん…すばるさん…起きてください…」

「ん?もう朝?」

いつきちゃんに起こされた僕は枕元の時計を見る。

「まだ3時じゃん…どうしたの?」

「ト…トイレに行きたいのでついてきてください…」

「ん…わかった」

後から考えればいろいろとまずいような気もするがその時は半分寝ていたのでさほど気にしなかった。

いつきちゃんをトイレに連れて行った後、僕は部屋に戻りすぐに寝てしまった。

「すばるさん…すばるさん…」

「ん?どしたの?」

僕が目を覚ますと涙目のいつきちゃんがいた。

「なんで待っててくれなかったんですか!すごく怖かったんですよ」

「あっ…….」

眠くていつきちゃんをトイレに送ってってすぐに戻ってしまった…

「ごめん…眠くて連れて帰るの忘れちゃった…」

「もう。次は一人で帰らないようにしてくださいね」

次はって…次はないようにしていただきたい…僕はそう思いながら再び眠りについた。















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