いきなり転移したら邪神に邪神になってくれってどうなんだ!?

SERO

第拾壱話 神々の所へ!

「おーい、用意できたか?」


「用意って、あんま準備するもんねぇだろ?」


「いや、覚悟の準備だ」


「覚悟?」


俺はなぜ覚悟を決めなければならないのか分からず、聞き返してしまった。

今日は、こいつの気まぐれのせいで神々に挨拶しに行くことになってる。訓練の方はあの道具に魔力を流せば、時間の速さをもっといじれるらしいとかなんちゃらで、壱日使っても、取り戻せるらしく、今日は体を休めがてら遊びに行くことになった。


「そりゃそうだろ?弍代目邪神としてな」


「そういえばそんなこと言ってたっけな」


俺は呆れ、ため息をついていると、扉をノックする音がした。


「秋壱様にカリバー様、移動の準備ができました。準備が整い次第、屋敷の外に来てください。」


「わかった、あと少ししたら行く」


セバスは無言で壱礼して、部屋からでて行く俺は何も言わずにこいつの終わりを待つとする。


「おい、行くぞ」

「わかった」

俺とネロは、セバスが待つ外へと向かう。俺は、壱度もこの屋敷から壱歩も出たことがない、窓から外の景色を見たことがあるが、窓から見えたのわ地獄絵図見たいなものでもなく、エデンの園みたいに、動物がいて平和だっていうわけでもない、何もない森しか見えてなかった。そんなことを考えていたら、ネロから話しかけられた。

「秋壱は、確かここから出たことないんだよな?」

俺が、考えていた事をネロが聞いてきた、そのこと自体には驚かなかったが偶然俺が考えていることと、同じ質問してきたことには、ほんの少し驚いた。 
ん?なんか矛盾なことを言っている気がするが、今は質問に答えるのが先だ。

「あぁ、壱度も出たことがない」

「そうか、知っているかも知れないが、外は森に囲われているが、あれは思っているほど、深くなくすぐに外に出るんだが出るとき、いっきに疲れるから気おつけろ」

「そうなのか?」

森から出るだけで、疲れないと思うが、どうせ馬車みたいなの準備してんだろうし、じゃなきゃセバスが準備ができたと、報告しに来ないだろう。

「あぁ、お前の思っているとおり、乗り物も用意しているが、森を出ると同時に結界から出るからな」

「ここって結界なんて必要なのか?」

「あぁ、まだ知らないと思うが、我々神は弐種類に大きく分かれていてな、相手側の神の中には、俺のことをよしと思わないやつがいるんだなこれが。内側にも俺に敵対する奴もいるからな」

「お前もやっぱり憎まれるんだな」

「あぁ」

「そういえば、お前がいる種だと、どのくらいの地位にいるんだ?」

「ん?そういえば言ってなかったけ?」

「あぁ」

「おれは、一番上だよ、神の世界ゴッズの中に弐人しかいない、最高神の壱人だよ」


「最高神?名前からして偉そうだがそんなに偉いのか?」


俺は、こんなふざけた奴が弍人しかいないうちの壱人とは、思えなくて、質問してみた、ネロは俺の考えていることがわかっているのか、少し笑みを見せた、何処と無く遊んでいるように見えた。


「そうだ、神にも階級が存在していてな、最高神より上は無い。下から順番に、無神・成神・下神・中神・上神・老神・そんで最高神の順にある、最高神になれるのは、皆無に近い。俺やあいつは、稀なんだ。事実、我々、神の階級ができて大体そうだな、お前のいた世界でいう、100億年?いやもっとかもな、俺らは生きた時間なんざ興味がない、なんせ上神以上になったら基本寿命が、無くなる。つまり不死になるのさ。」



「長々と説明ご苦労さん、でだお前は俺に不死の力を取られたから、寿命ができて、それでもうすぐ終わりに来ると?あと、不死ってことは老けるんだよな、お前はあんまり老けてないように見えるがなんかの魔法なのか?」


「いや、お前に奪われたのは、正確には不老不死だ、そんで魔法も使ってない。不死と言ったがこれもごく稀に不老不死になる神もいる。最高神はどっちも不老不死だ、ほかに老神にも何人かいる。」


「そうか」

俺が、答えたらちょうどでっかい扉の前に着いた。多分これが玄関の扉なんだろうな、と思っているとネロからまた声をかけられた。


「ほかのことも明日から教えるから、今は遊べ」


俺は返事をする前にネロは扉を開けた、すると扉と扉の間から風が吹き込んで、俺の髪や服が風に吹かれ揺らいでいた。そのあと扉が全開になったら次は外が明るく目が明るいのに慣れてないので、目を少しつぶってしまったが、すぐに慣れ外が見えた、俺はみた景色が綺麗なことに驚きを少し見惚れてしまっていた。


「おい早く乗れ!」


ネロは少しキレ気味で言ってきた、その声のお陰で我に返れたそれほど綺麗な景色だった。
俺はネロのそばに行きその後ろにいる馬車か何かわからないものにネロは乗れと指示され、俺はおとなしくその乗り物に乗るとすぐにネロも乗ってきて、向かい側に座った。ネロは座ってすぐネロの後ろにある窓を叩き『出せ』と言いこっちを向いた。


「まぁ壱時間くらいで着くだろうからその間休んどけ、この後騒ぐんだからな」


そういうのネロに質問をぶつけてみた。


「ネロこの乗り物はなんだ?」


「あぁこれは馬車だが、みたことないのか?」


「いや、馬車って普通馬が引くから馬車であってあれば馬ではないだろう」


そう、俺はこの乗り物に乗るとき少しおかしなところに気づいた、なぜなら、見た目は馬車なのに、馬の頭がなくそこから黒い煙を出す馬なんて馬であるわけがないからだ。


「あぁ普通は頭があるんだろうけど、あれはデュラハンからもらった馬でな名前は確かなんだっけ、あとこれ馬車も名前があってな、首無し馬車コシュタ・バワーと言ってたきがする」


「デュラハンってあの首より上がないモンスターの?」


「デュラハンはモンスターではない、あれは妖精種フェアリーの壱種だ、デュラハンは寿命が近くなったら現れる妖精でね、この前お前が来る前に壱度訪れたんだよ、そん時にもらった。この馬車が嫌ならもう一つあるがどうする?」


「なんか嫌な予感がするが、いちよう聞いておく、どう言う馬車なんだ?」


俺は嫌な予感がするのは、この馬車がまともではないのに、もっとヤバいのが来るかもって言う予感だ、普通の馬車ならすぐに変えたいがこんなところにまともな馬車があるとは思えなくて、嫌々聞くことにした。


「別のはオーディンという神がが持っている愛馬でな、名前は確か」


そう言いネロは考えるそぶりを見せたあと、何か思い出したのか小さな声で「あ!」といった。


「そうそう名前は確か、ニレイプニールって名前の馬で、確か足が捌本脚8本脚持つ脚の早い馬なんだ、そっちの方良かったか?そっちの方がやっぱ脚早いからなすぐに着くんだが」



「まてまてまて!」


俺はこいつの言っていることが少し理解できずにいた、なぜなら馬が捌本脚なんてことはまずないからだし聞いたこともないからである、やっぱりまともの馬車が出てこなかったかと、逆に自分が思ったことが当たり笑っちまうほどふざけた回答に頭を抱えるしかなかった、少し落ち着いた頃にネロに質問をした。


「おいネロ、まず質問するぞいいか?」


「おういいよ」


「その神確かオーディンって言ったか?」


「おう」


「そいつはなんの神なんだ?」


「あいつは人間からは最高神オーディンとして崇められているが、あいつは本当は老神なんだ、あいつは元々下神なんだが、あいつはユグドラシルの根元にあるミーミルの泉を飲み、知識と魔術を会得した代わりに、その対価として片目を失った、その力で老神まで上がったってわけだ、あいつは不死の力しか持っていないんだよな、てっきり不老不死を得るんじゃないかと思ったが、不死止まりなんだよな、他にもあるんだが今んところこの辺でいいだろ」


「やっぱり思った通り変な奴だな」


「そういうな、あいつは戦争と死の神なんだからな、でどうすんだ?その馬にするのか?」


「いやもう面倒くさくなった、この馬で言い」


「そうかわかったでは着くまで待つとしよう」



ーー馬車移動・出発後壱時間弍拾肆分24分経過ーー







長々と最後まで読んでもらい誠にありがとうございます。
誤字・脱字・誤変等ありましたらコメントで教えて下さい。すぐに直します。

これからも「いきなり転移したら邪神に邪神になってくれってどうなんだ!?」をよろしくお願いします。







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