【DEEP・BLOOD】
第19話
▲装●金!!
なんてな?
再構築
「これから調査任務に戻りますが、暫くこちらと行動を共にしませんか?」
渡りに船だった。こちらから願い出ようと思っていた程だ。断る訳が無い。
「有り難い。そうさせて貰う。一応そちらの指揮下で構わないのか?」
「そうさせて頂けると助かります。あくまで一時的な物ですので、ご了承下さい。それとハンドサインとコードネームも覚えて貰えますか?」
「了解した。一時的にそちらの指揮下入る。宜しく頼む。ポジションはどうする?」
俺は前衛よりだが、妹は後衛よりだ。
「私と優さんが真ん中、隊長と蓮さんで前後をお願いします。」
「俺が前に出よう。」
先程と変わりないポジションだな。
「あぁ、それともう一つ。隊長さん、右肩出してくれ。」
一応試しておく。
「ん? これでいいか?」
服を脱いで肌を出してくれ、と言いながら集中。隊長さんは不思議がりながらも従ってくれた。
見ると傷口が悲惨だった。
「まず、傷を綺麗にするか。」
『修復』、次いでに麻酔も掛けておいた。(と言っても感覚を遮断しただけ、一応保険)
「じゃ、やる。」
修復した部分に手を当てる。そして、
《最構築》
腕が戻る訳ではない。そも、材料が無い。だから義手を腕として再構築する。材質……………俺の《黑鎌》と同じで良いや。頑丈だし。
少しづつ腕が出来る。骨、筋肉と一見すると真っ暗な普通の腕だ。スキンを被せておく。これで普通の腕に見える。遮断した感覚を戻す。
「腕の材質は特殊なヤツだから、説明出来ない。スキンは脆いから、気を付けて。動かして違和感なければ問題無し。初めてやるから保証は無い。」
そう言って離れる。
「保証は無いって、実験体にすんなよ。……つっても問題ないようだがな。どうなってんだ?」
不思議そうだ。説明する。
「簡単に言えば、物凄く精巧な義手だ。感覚も通っているしとても頑丈だ。普通の腕と変わらない筈だ。」
「確かに変わらないな。寧ろ調子良い位だ。どうやった? てか、黒かったよな?」
ですよね。
「俺の能力による物だ。材質についてはさっき言ったが、言えない。問題は無い筈だ。」
流石に言えない。あの鎌と同じとか。
「まぁ、深く考え無いでくれ。それと、戦闘出来るように調整している。それも確認しておいてくれ。」
問題無い………はず。
「おう。何だか分からんが助かる。使って判断するが、後から調整出来んのか? 後、代償はどうした。」
「多少の調整は出来る。代償は腕の100倍位の材料で賄ったから問題無い。」
代償は割と自由度の幅が広い為、やり易い。
「んじゃ、試しながら行くとするか。」
準備を終え、探索に戻る。
■体錬 の方が良かった?
なんてね?
なんてな?
再構築
「これから調査任務に戻りますが、暫くこちらと行動を共にしませんか?」
渡りに船だった。こちらから願い出ようと思っていた程だ。断る訳が無い。
「有り難い。そうさせて貰う。一応そちらの指揮下で構わないのか?」
「そうさせて頂けると助かります。あくまで一時的な物ですので、ご了承下さい。それとハンドサインとコードネームも覚えて貰えますか?」
「了解した。一時的にそちらの指揮下入る。宜しく頼む。ポジションはどうする?」
俺は前衛よりだが、妹は後衛よりだ。
「私と優さんが真ん中、隊長と蓮さんで前後をお願いします。」
「俺が前に出よう。」
先程と変わりないポジションだな。
「あぁ、それともう一つ。隊長さん、右肩出してくれ。」
一応試しておく。
「ん? これでいいか?」
服を脱いで肌を出してくれ、と言いながら集中。隊長さんは不思議がりながらも従ってくれた。
見ると傷口が悲惨だった。
「まず、傷を綺麗にするか。」
『修復』、次いでに麻酔も掛けておいた。(と言っても感覚を遮断しただけ、一応保険)
「じゃ、やる。」
修復した部分に手を当てる。そして、
《最構築》
腕が戻る訳ではない。そも、材料が無い。だから義手を腕として再構築する。材質……………俺の《黑鎌》と同じで良いや。頑丈だし。
少しづつ腕が出来る。骨、筋肉と一見すると真っ暗な普通の腕だ。スキンを被せておく。これで普通の腕に見える。遮断した感覚を戻す。
「腕の材質は特殊なヤツだから、説明出来ない。スキンは脆いから、気を付けて。動かして違和感なければ問題無し。初めてやるから保証は無い。」
そう言って離れる。
「保証は無いって、実験体にすんなよ。……つっても問題ないようだがな。どうなってんだ?」
不思議そうだ。説明する。
「簡単に言えば、物凄く精巧な義手だ。感覚も通っているしとても頑丈だ。普通の腕と変わらない筈だ。」
「確かに変わらないな。寧ろ調子良い位だ。どうやった? てか、黒かったよな?」
ですよね。
「俺の能力による物だ。材質についてはさっき言ったが、言えない。問題は無い筈だ。」
流石に言えない。あの鎌と同じとか。
「まぁ、深く考え無いでくれ。それと、戦闘出来るように調整している。それも確認しておいてくれ。」
問題無い………はず。
「おう。何だか分からんが助かる。使って判断するが、後から調整出来んのか? 後、代償はどうした。」
「多少の調整は出来る。代償は腕の100倍位の材料で賄ったから問題無い。」
代償は割と自由度の幅が広い為、やり易い。
「んじゃ、試しながら行くとするか。」
準備を終え、探索に戻る。
■体錬 の方が良かった?
なんてね?
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