【DEEP・BLOOD】

六道 屍

第14話

ミッション2 人との接触




        探索(3)


 「さて、次は何処へゆく。」

 ニンマリとしながら妹に聞く。多分、今の俺の表情は非常に真っ黒いだろう。

 「うぅ~、むりぃ~。きもちわるいのいたぁ。しんじゃう。やだぁ~。」

 どうやら退行してしまったらしい。

 「取り敢えず、現状では動かない方が危険だぞ。」

 そう言って妹を立ち上がらせ、手を繋いて引っ張って歩いた。

 勝手だが、次は南。つまる所、正門前。学院本棟である。


 ✯✯✯✯


 現在、校内の適当な部屋の中だ。

 校内に入った瞬間、妹がグスグスと泣き始めたのだ。その為、適当な所で慰める必要があった。

 適当な部屋に入り、抱きしめて割と必死に慰めた。妹は一度泣き始めると長い。その為必死だった。何か色々約束した様な気がする。まぁ、良いだろう。

 そして、今現在。妹は赤い顔をしつつも非常にとても上機嫌で着崩れた服を直していた・・・・・・・・・・・

 一応、言い訳させて欲しい。襲った訳では無い。そして、俺からした訳でも無い。

 最初はちゃんと慰めた。頭撫でて強めに抱きしめていた。落ち着き始めたので離れようとしたら再びグズるので、「どうしたい?」と聞き、妹の要望を聞き続けた。

 気付けば、妹が対面で跨り艶かしく喘いでいた。そして、色々インフレして事に及び今に至る。

 言い訳終了。スミマセンでした。最近色々あり過ぎてご無沙汰だったのです。目の前に可愛い女の子が居て自分の上で喘いで居たら? 無理です、戴きます。

 おほん。切り替えよう。取り敢えず『洗浄』。

 「優、大丈夫か? 無理はするなよ。」

 流石にそこまで鬼畜じゃ無い。女は何回でも出来る代わりに非常に体力を使うし、心身にも負担が掛かる。早漏の男がそれなり好まれるのは、ここにある。因みに俺は………スマンとしか言えない。

 「大丈夫、優しくしてくれたから♡ 少し休んだしもう動けるよ。準備万端♪」

 凄まじく上機嫌だ。まぁ、良いだろう。探索開始だ。


 ✯✯✯✯


 探索は非常に順調だった。上から順繰り見て周り特に何も無く下まできた。途中、先輩に電話してみたが、圏外か電源OFFなのか繋がらなかった。

 そして、学長室に到着。クソ広い、そして無駄に豪華。とりま、ソファと絨毯を回収。

 そして、隣の部屋。学長室からしか入れない。気になるではないかっ!!

 完全私室だった。そしてやはりおかしい。猟銃があった。何でだよっ!?

 ここまでの収穫は猟銃✕2、弾薬(100と少し)、ボーガン+矢。

 「何か物騒だねぇ。」

 全くだ。そして有難う。

 「このまま裏に行くか。」

 学長室をでる。

 北は、第2体育館と武道館、職員用駐車場がある。

 まず、体育館に向かうべく廊下を歩く。

 そして、体育館前の廊下を歩いている時にふと気配がした。

 「何か来るぞ。気を引き締めろ。」

 窓からは見えない。そしてそれなり近い。

 「曲がり角で先制する。」

 人体模型位ならば問題無いが…。

 息を潜め、タイミングを図る。妹もナイフを手に、対面の壁を背にしている。

 3……、2……、1……、

 微かに影が掛かりソレが見えた。そこで疾走する。

 姿勢を低く斜めに距離を取り助走をつける。更に死角を取るべく微かな音と共に跳躍、壁を蹴り上げる。ソレの左上方を取る。

 相手はそこで此方を捉えたのか動き始める。が、遅い。俺は、壁を蹴り上げた反動を利用し身体捻っていた。

 そのまま叩き落とす様に、右回脚を相手の側頭部に叩き込んだ。





ミッション2 接触&対話(拳)

報酬は…………無い!!(ドヤッ!!)

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