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英雄アステリオス

しげぞうじいさん

第1話 出口

くらい、さむい。
 ぼくはなんでここにいなくちゃいけないの?
 はやくここからでたい。もういちどあのまぶしいひかりのしたにでたい。
 もうなんかいきたかもわからないみちをあるいてぼくはめざす。ここのでぐちを。
 したにはぼくがまえにみたひとがよこになっている。でも、まえみたときにくらべてずいぶんとほそくなっているし、それにうごかない。ここはきけんだっておしえたのに。
 あるく、あるく、あるく、あるく、あるく、あるく、あるく、あるく。
 いっぽずつあしをまえにだす。このあしはとまらない。あしをとめたらぼくはもうにどとあのひかりのしたにでられないようなきがする。
 あるく、あるく、あるく、あるく、あるく、あるく、あるく、あるく。
 そしてぼくのめのまえにまぶしいひかりがはいってきた。
 でぐちかな?
 ぼくはひかりをめざした。
 そしてやっとでられた。やっと、ついに。
 うえからまぶしいひかりがぼくをてらす。あのひかりをはなっているものはなんていうのだろう。
 しらないことだらけだ。おもしろい。
 このせかいはひろいのだろうか。それともいまぼくがみえているのがこのせかいだけなのだろうか。
 とりあえずあるいてみよう。なにかおもしろいはっけんがあるかもしれない。
 ながいあいだずっといたどうくつにさよならをいってぼくはあるいた。

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