二面

「もうーなんでみんな先行っちゃうのよ！急がないと」


タッタッタッドンッ

「きゃっ」


「大丈夫？？」


「せっ生徒会長？！」

「ごめんね、ちょっと急いでるから。怪我はない？」


「ごっごめんなさい！はい！あっ生徒会長メガネ落としましたよ！」


「ああ、ごめんねじゃあ」



、、、生徒会長かっこいい、イケメンだ、、、




 
「あ〜♡会長だ！会長〜！バイバイ！」


「ああさよなら」


「きゃー！会長〜」


「生徒会長だ♡」



学校でもそんな変わらんな、、、


しまったこんな時間だ、、、


ガチャッ


「お？翼学校おつー」


「お疲れ様ですー」


「メガネ早く外してコンタクトにしとけよ」

「はーい」








「お待たせしましたー」


「よし開店するか、No. 1ホストさん」


「ああ」


「お嬢様方、ようこそ」




「翼〜♡会いたかった♡」


「僕も会いたかったよラナさん」

「名前覚えててくれたの？！嬉しい〜♡」


「お嬢様方は大事だから」


「翼くん！ここにいたんだ」
 
「みのりさん」

「ちょっといい？」

「ラナさんごめんまた戻ってくるから」


「はーい！すぐ戻って来てね？」


「ここだと、倉庫に来てくれる？」


「うん、」 

  


「で、どうしたのみのりさん？」 グイッ

「翼くん私と付き合って、、辛いよ」


「みのりさん、落ち着いて僕まだ高校生、、」


「知ってるそんな事、待ってるから」

「みのりさん、でも僕はホストをやめる気はないよ？」

「、、なんで？グスッ」


「みのりさんだけのものにはなれないからごめん」

「翼くんのバカ！！心がないのね」

はっ？だから、だから、

「女が嫌いなんだよ」

あっ声に出してしまった。

「じゃあねみのりさん」




「翼！遅いよぉ〜♡」







「翼バイバイ〜♡」

「バイバイ」


ラナさんは疲れるな、、


すっ

「あっいらっしゃいませお嬢様」


「あっNo. 1ホストの翼」


「えっあっ、どうも」


「とうちの学校の生徒会長」


「えっ？な何を」


「知ってるんだよ？ここ入ってくの」

「君はいったい、、」

「酷いなあーメガネかけたらわかるかな？」


「いっ委員長？！どうしてここに」


「羽目外しに来たのよ」

「でも委員長そんなキャラじゃって高校生はダメって」


「翼さんの知り合いですーっていったら入れてくれた」

パシャッ

「ちょっ何撮って」

「私と付き合ってくれないとこればらまくよ？」

「どーすんの？」

「つっ付き合うよ、、」

「じゃあハグして」


「はぁ？！調子乗るな」

「動画も撮ってるから」


「ああーもういいやばらまこっと」


ぎゅっ


「きゃーー？！翼！？翼くんー？！いやー？！」
  

「はい♡ありがとう」


「バイバイ〜♡」



「なんなんだあの女」