君を待つ
君を待つ
私はここで、君を待つ。
夏の暑い日も。冬の寒い日も。ここでこうして待っている。
君と一緒に、空を飛びたいから。
一年待って、もうすぐ君が会いに来てくれるから、私は隠れるのをやめて外に出た。
君に恋しているから、私は薄紅色に染まってる。
それなのに、外に出たら、雨が降ってた。私の一部が雨に濡れ、力なく地面に落ちていく。
どうしよう。これじゃあ君と空を飛べない。
その時、君が、上空を吹き抜けた。
どんよりとした暗い雲は流れ、空から優しい日差しが降りてくる。
「お待たせ。約束通り、今年も会いに来たよ」
「春風さん、ありがとう!」
「一緒に踊ろう! 桜さん」
春風さんが優しくそよぎ、私は空に舞い上がる。
青空を一緒にひらひらと舞い飛び、いつもいるこの場所から、少し遠くまでの空の旅。
この日を待ってたよ!
来年も再来年も、ここで君が来るのを待ってるよ。
夏の暑い日も。冬の寒い日も。ここでこうして待っている。
君と一緒に、空を飛びたいから。
一年待って、もうすぐ君が会いに来てくれるから、私は隠れるのをやめて外に出た。
君に恋しているから、私は薄紅色に染まってる。
それなのに、外に出たら、雨が降ってた。私の一部が雨に濡れ、力なく地面に落ちていく。
どうしよう。これじゃあ君と空を飛べない。
その時、君が、上空を吹き抜けた。
どんよりとした暗い雲は流れ、空から優しい日差しが降りてくる。
「お待たせ。約束通り、今年も会いに来たよ」
「春風さん、ありがとう!」
「一緒に踊ろう! 桜さん」
春風さんが優しくそよぎ、私は空に舞い上がる。
青空を一緒にひらひらと舞い飛び、いつもいるこの場所から、少し遠くまでの空の旅。
この日を待ってたよ!
来年も再来年も、ここで君が来るのを待ってるよ。
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